(12月25日)
・子供の頃、しんしんと雪の降る夜
布団の中でぬくぬく、うとうとしつつ聞こえる
シャンシャンシャンシャンと鈴の音
大型トラックのチェーンの音とわかってはいましたが
そのうち一台はサンタクロースのそりの音じゃないかな、
と、ちょっとワクワクしていました。
(めえめえ)
・私は女・女・男の三姉弟で、
弟だけ若干歳が離れています。
父は仕事柄出張で家を空けていくことが多く、
弟は我が家でもっとも使われている一人称、
「わたし」を自然と使うようになっていました。
そんな弟が3歳になって、
保育園デビューを飾ったある日、友達に
「わたしなんて言っているのはおかしい」
と突っ込まれたらしく、
家に帰ってから一人壁に向かって
「おんなのこはワタシ、おとこのこはボク」
と何度も呟いていたのでした。
人生初のカルチャーショックだったに違いありません。
ちなみにその後、弟に「ぼく」という
一人称に慣れさせるために、
弟の前では私と妹、母がそろって
「ぼく」を使う羽目になるのでした。
やっぱり言葉って教えられて
喋るようになるものじゃないのねぇ。
(柚)
・私の親友の話です。
演歌は、古い歌全般をさして
そう言うんだと思ってたらしくて、
自分の好きな歌も自分がおばあさんぐらいになったら
演歌になっちゃうんだ!とすごい不安だったそうです。
そういう私はガキの頃、本当に何故か忘れたけれど
演歌とロックが混同しておりました。
「ああ、演歌って激しいな〜」って・・・・・・。
(Na2)
・小学生の頃、初めてビデオで「ジョーズ」を見た。
それ以来、お風呂に入ると蛇口からサメが出てきたら
どうしようって怯えていた。
なぜか洗面所や台所の蛇口は平気なんですけど。
(匿名希望)
・おもむろに外に飛び出して
みんなが遊んでるところに交じったところ、
友達のねぇちゃんに
「たっくん(当時のアダナ)下はいてないの?」
そう言えば、俺フルチン。それで
「ア、アレ〜〜??」と思って、
そうだ、穿いてなかったんだ、と考えて
「うん」と言い、こともなげに遊んでいました。
(シノポンタ)
・プレゼントで思い出しました。
クリスマスじゃなくて誕生日なんですが、
小学生の頃は仲良しグループの間で
よく誕生会を開いていました。
誘ったり、誘われたりしてたのですが、
その時の相手へのプレゼントは、なぜか
半分は本人用で残りはその子のお母さん用でした。
ある時は料理の本、またある時は果汁絞り。
相手のお母さんから『ありがとう』と言われることに
喜んでいたことを思い出します。
私はそのグループでは最後のほうに
誕生会を開いたのですが、やはりみんなして
うちの母親にもプレゼントを持ってきました。
母も同様に『ありがとう』と言って受け取っていましたが,
みんなが帰った後に
『こんな恥ずかしいことおまえもやってたの?』
と言われ,なおかつちっとも嬉しくなかった
自分の気持ちに、やっと気が付きました。
今でも思い出す度にやたら恥ずかしくなります。
30年以上も昔のことなのですが,本当にバカ共でした。
その土地を去って20年になりますが,みんな元気かなぁ。
(虫キチ三平)
・忘れもしない、小学3年生の夏休みのことでした。
「小学生なぜなぜ百科」というような
題名の本を読んでいたときのこと。
なぜ地球は丸いのにみんな宇宙に落ちていかないの?
という質問を見て驚いたのなんのって。
なんと私は小学校3年生になるまで
地球が丸いなんて知らなかったのです。
驚愕した私は、いろんなひと(兄や同級生たち)に
さりげなく地球が丸いことを知っているか?
と聞いてまわったのです
が、当然誰一人知らない人間はおらず、
なぜそんなことを聞くのかと
けげんな顔をされるだけでした。
マヌケな小学生だった私は、案の定、
マヌケな大人になり内履きを脱いではいる会議室に
(どこにもそんなこと書いてないのよ、
きれいでもない絨毯がしかれているだけ)
一人だけハイヒールで、会議が終わってから
気がついたり(これは先日のこと)
世の中に取り残されることが多々あります。
なぜみんな当然のように知っていることを、
私は知らないのか?
謎は謎のままなのでこれからも
いろいろなことに取り残されていくことでしょう。
(匿名希望)
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(ミニコメント)
呼び名のちょっとしたまちがいなどで、
途方もなく落ちこんだりするのも、ガキならでは。
落ちこむ力も、新陳代謝の一部なんでしょうねぇ。
あなたや、あなたのまわりの「ガキばなし」は
postman@1101.com
こちらまで、件名を「ガキ」として、
どんどん、おおくりくださいませー!!!
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