KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(1月17日)

・小学校6年生のころ、
 1学期の初めに書く「今年の目標」に
 表向きは『勉強をがんばる』みたいな
 他愛もないことを書きながら、裏側にこっそり
 『裏目標・今を生きる』と書いていた私。
 その裏目標は今も変わっておりません。
 むしろ『人生の目標』に格上げされた気が……。
 (ちくわ)

・埼玉県の川越女子高校というところに通っていました。
 カワジョと呼び親しまれている学校ですが
 同じ埼玉県の川口女子高校も略称はカワジョであり
 こちらのカワジョのことを
 ゴエジョ呼ばわりしていると聞き
 あまりのばっちい響きに悔しくなり
 向こうのカワジョを一方的にグチジョと呼んでいました。
 川口女子高校の皆さんごめんなさい。
 お互いばっちかったです。
 (たった)

・高校に『茄子』と言うあだ名の先生がいました。
 理由は顔が茄子に似ているからなのですが、
 このあだ名は生徒の間でのみ使われていて
 先生を直接呼ぶときには「○○先生」と
 本当の名前を使って呼ばれていました。
 しかし、あるときそのことを知らなかった後輩が
 直接「ナス先生」と呼んでしまったのです。
 先生は平然と「私は茄子ではなく○○です」と
 後輩に教えてあげたそうですが、内心はかなり
 ショックを受けていたことでしょう。
 (先生はご自分が『茄子』と呼ばれていることは
  知っていたようですが、直接呼ばれるのは
  初めてだったそうです)
 もちろんその後輩も相当動揺したに違いありません。
 それまで『那須』先生だと信じていたのですから。
 (まお)

・小学一年生の節分間近
 工作の時間、鬼のお面を作らされました。
 なぜか、当時の私は、
 鬼と福の面はセットだと思い込んでおり、
 皆が色とりどりの鬼を作成中、
 私ひとり、福の神の面を作っていました。
 たぶん、鬼ばかりではつらすぎると考えた
 子供のかわいい過ちですが、
 参観日に母が受けた衝撃はいまだに語り草です。
 (みゆき)

・私は、「輪ゴム」が好きなガキでした。
 私がこどものころ、祖母の家では
 仕事用の輪ゴムがふんだんにありました。
 まず、私が惹かれたのは輪ゴムの「におい」でした。
 祖母の家に行くたび、
 輪ゴムのにおいをかぎまくっていました。
 そのうちにおいだけでは飽き足らず、
 輪ゴムを「口に含み、噛み噛みする」ことに
 夢中になりました。
 祖母の家でそれを繰り返しているうち、
 その光景を祖母に見つかり、
 「汚いっ!!」と叱られました。
 そこで私は「新しいのなら汚くない」と思い立ち、
 まだ封を切っていない輪ゴムの袋を開けては
 「輪ゴム噛み噛み」を続けたのでした。
 いつのまにか「輪ゴム噛み噛み」はしなくなりましたが、
 今でも輪ゴムのにおいをかぐと
 そのことが懐かしく思い出され、
 輪ゴムを口にしたい衝動にかられます。
 (おすぎときょうこ)

・今でこそ神経質と評されるわたしですが、
 ガキの頃は、ワイルドかつ大ざっぱでした。
 朝、ブラシで髪を梳かすのすら面倒で、
 もつれている所はハサミでざくざくカット。
 そんなことを繰り返していたものだから、
 いつのまにかウルフヘアのようになってしまい…。
 性格のみならず、髪型もワイルドなガキでした。
 (イナオ)

・私の妻の話ですが、
 ある日二人で子供の頃の話をしてました。
 私はミニカーを集めていたことを、
 妻はお人形遊びをしていたことを
 懐かしく話していました。
 妻:「リカちゃん人形が高かったので
    リカちゃん人形に良く似たお人形に
    名前までつけて、とても大事にしていたのよ」
 私:「ふ〜ん、なんて名前付けてたの?」
 妻:「・・・ダイガクイモ」
 私:「はぁ?」
 妻:「大学芋よ!ダイガクイモ!」
 笑いました!
 妻は幼い頃大学芋が大好きで
 大好きなお人形にもその名前をつけたのだとか……。
 しかし、人形の名前にダイガクイモはないだろう妻よ!
 (コマ)

(ミニコメント)


人形に、好きな名前をつけたいがあまり、
「ダイガクイモ」ってつけるのも、かーわいい!
輪ゴムに限らず、なんでも口に入れるガキんちょも、
多かったですよねぇ。

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2004-01-17-SAT

 

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