KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(1月28日)

・早速ですが、小学校の頃の先生のあだ名です。
 主に体育などを担当していた
 モリヤマ先生(男)なんですが、
 立派なモノをお持ちのようで、
 ジャージがモッコリなさってて、
 「モリキン」と呼ばれてました。
 数年後、新しく体育担当の
 若いタテオカ先生が赴任してこられたんですが、
 「二代目〜キン」を継承するに相応しい
 立派な方で、「タテキン」と命名されました。
 私が卒業した後も、後継者がいらっしゃったのか、
 二代目で「〜キン」は途絶えたのか、
 聞きたくても聞けません。
 子供の頃は平気だったのに、
 今ではあまり声に出して言えないあだ名なので、
 投稿するのも悩みました。
 (豆柴)

・学生時代の先輩に、
 「あねご」と呼ばれている人がいました。
 後輩からはもちろんのこと、
 同級生や先輩からも「あねご」と呼ばれていました。
 昨年、久々に会う機会があったのですが、
 再会があまりに嬉しくて、
 ホテルのロビーで大きな声で
 「あねご!」と呼んでしまいました。
 さすがに恥ずかしそうでした。
 あねご、その節はすいません。
 (じゅんこ)

・予備校時代の友人が、
 休み時間に鳴った携帯電話に出ました。
 友人:「はい、もしもし? うん、私。
     久しぶりだねえ、バナナもあるよ!
     いま予備校にいるよ。バナナもあるよは?
     じゃ、バナナもあるよの都合のいい日を、
     後でメールしてよ。うん、じゃあまたね!」
 なんだそりゃ、と思ってあとで聞いてみたら、
 「バナナもあるよ」ちゃんは、
 高校時代の友人なんだそうです。
 とても音楽好きで、高校時代、親からもらう昼食代は、
 CDを買うために極力使わないようにしていたようで。
 だから、その子のお昼は、いつもおにぎり一個とか。
 クラスメイトは彼女の事情を知ってはいたけれど、
 やっぱり
 「え?お昼それだけ?」
 と心配して、
 毎日おなじ質問を繰り返してしまうんだそうです。
 そして、おなじ質問をされるたびに、彼女は
 「バナナもあるよぉー」と言って、
 机の脇に掛けてある自分のカバンから、
 おもむろに家から持ってきた
 バナナを出して見せていたんだそうです。
 でも、それが彼女のあだなになるなんて・・・。
 (梅干)

・私が中学生の頃の隣のクラスの
 女の子のあだ名は『あびっ』でした。
 『あびっ』という言葉の意味は
 まったくわかりませんでしたが、
 次の年、同じクラスになってみて
 やっとわかりました。
 彼女は極端な小心者だったようで、
 授業中など先生に、
 「はい次のところ○○さん読んで下さい。」
 とか言われると「あ!びっ!」っと
 奇声を発するんです。
 何度か聞いていてわかったのは、
 どうやらこの「あ!びっ!」は
 「あ!びっくりした!」の省略形のようでした。
 授業中のみならず、普段友人が声をかけただけで
 彼女は奇声を発するのです。
 中学校の3年間、
 彼女はずっとびっくりしつづけていました。
 高校に行ってから、少しは度胸がついたのかなぁ。
 (ばーど)

・大学の寮での話。
 8人部屋の一室で新入生が部屋に初めて入る時に
 先輩が一言。
 「次入ってきたやつのあだ名は画鋲にしよう!」
 これで彼の4年間のあだ名が決定しました。
 入学してすぐにそのあだ名が定着してしまった為、
 本名が画鋲と勘違いする人もいたとかいないとか・・・。
 (つ)

・うちの上司は,バカボンのパパに似ているので
 (ひそかに)略して「のぱぱ」と呼ばれています。
 (あ)

・あだなで思い出すのは
 中学の同級生「ももちゃん」のことです。
 本名とも顔とも全く関係なく、
 ただただ「ももちゃん」と呼ばれたいがために
 みんなに
 「わたしのことは『ももちゃん』って呼んでね」
 とふれまわっていました。
 努力の甲斐あり、26歳になった今でも
 みんなに『ももちゃん』と呼ばれています。
 がんばったなぁ〜。
 (まるこ)

(ミニコメント)


「バナナもあるよ」ちゃん、すごい親近感が湧いた!
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2004-01-28-WED

 

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