KINDER
ガキの頃は、バカだったなぁ。

(2月4日)

・高校の頃、クラブネームという、
 部活内だけで呼び合うあだ名を使っていました。
 それは、入部してすぐの新入生歓迎会で、
 先輩方の独断と偏見によって命名されるのです。
 自己紹介の発言などをネタに、
 あーでもないこーでもないと
 知恵を搾って(ウケも狙って)
 決められるクラブネーム。
 新入生が拒否することは、もちろん許されません。
 歴代のなかでも一、二を争う名作!と評判だったのは
 「好物は寿司です」と言ったばっかりに名付けられた
 「鮪烏賊鯖介(まぐろいかさばすけ)」。
 普段は略して「サバスケ」と呼ばれていました。
 私の代には他に、
 「隊長」「奥さん」というシンプルな人から
 「大岡越前守・蘭」「ファジイ御茶ノ水」というような
 凝った人までいました。
 凝りすぎて、それぞれの由来はもう思い出せません。
 (Michael)

・中学生時代、隣のクラスに
 「だっちょ」と呼ばれる女の子がいました。
 ある時彼女と同じ小学校だった子に
 「あの子、何で”だっちょ”って
  呼ばれてるか知ってる?」
 と聞かれ、「ダチョウに似てるからでしょ」
 と答えたのですが、正解は
 本名が「○○田ちよ子」だったからでした。
 ごめんね、だっちょ。
 この間中学校の同窓会があったのですが、
 25歳になった今でも、彼女はみんなに
 「だっちょ」と呼ばれていました。
 (ねじ)

・弟の小さいときの話。
 親戚のおじさんとガソリンスタンドに行って
 そこのお兄さんに「子供さん?」と聞かれ、
 少し悩んで「大人じゃないよ」と答えたそうです。
 プチなおつむの中で、おじさんの子供じゃない、
 子供じゃないけど大人じゃないと考えたのだと。
 (さるぽ)

・私の高校の同級生のあだなは「まちこ」。
 本名は「ゆうこ」ちゃんだったのですが、
 苗字が「長谷川」だったために
 そう呼ばれていました。
 そう、かの有名なサザエさんの作者
 「長谷川町子」……。
 特にサザエさんファンでも、
 サザエさん似という訳でもなかったのですが、
 なぜかそう呼ばれていました。
 彼女のおうちに電話してお母さんが
 電話口に出たとき、ついうっかり、
 「まちこちゃんいますか?」と
 尋ねてしまった友達がいましたが、
 「はいはい、ちょっとまってね〜」と
 何の躊躇もなく替わってもらえたそうです。
 (しゅんたん)

・私も思い出しました。
 高校の時、同じ部活の同級生の事。
 彼の家は山深い田舎にありました。
 夏休みのある日、彼が眼帯をして現れました。
 みんなが、「どうしたんや?」と聞くと、
 「寝とったら、ムカデに刺された」と、彼。
 見ると眼が見えないくらいに腫上がってました。
 もちろんその時から彼は「ムカデ」と呼ばれる事に。
 その傷も癒えぬうちに、
 彼は腕にギブスをはめてきました。
 聞くと自転車で崖から転落したとの事。
 彼のあだ名はそれから「ムカデギブス」に。
 そんな災難さえ、あだ名にしてしまう
 ガキの頃は残酷でしたね。
 今思えば、何のひねりも無い、
 単純なあだ名でよろこんでたんですね。
 (匿名希望)

・私は小さい頃かなりの「空想ごっこ」好きで
 ほとんど授業を聞いていませんでした、
 もちろん小1の冬休みの宿題の説明も
 聞いてませんでした、その日の帰り道、
 いったい冬休みの宿題はなんなんだろう?
 と頭が真っ白になった私は友達に
 「記憶喪失ごっこしよう」と提案しました、
 もちろん私が”宿題の内容を忘れた子供の役”
 まんまと宿題を聞き出しました・・・・
 子供ながらに名案だったと思います。
 (SNOW)

・子供の頃、「まりも」を藻とは知らず、
 あの中には内臓が入っていると思ってました。
 余談ですが、
 北海道旅行中にふと我が子(小2)に、
 「まりもの中ってどうなってると思う?」
 と聞くと、
 「たぶん、蟹の甲羅の中みたいになってると思う」と。
 親子で馬鹿さ加減が似てるなと思いました。
 (まりこ)

(ミニコメント)


大学生の頃のあだ名っていうのも、
中高生の頃とは違う、
おっさん風味が効いていて、いいですよね。

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2004-02-04-WED

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