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ホテルにチェックインして、
地下鉄で「貝塚駅」へ。
貝塚‥‥この駅で降りたい!
でも今日は我慢!
西鉄貝塚線に乗り換えて「香椎宮前」で降りました。
香椎宮へ向かいます。
みこちゃんも、もちろん一緒でーす。
博多についたスソさんは、
音楽イベントに来たのにも関わらず、
とんこつラーメンも目もくれず、
香椎宮に向かったのよー。 |
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7~8分ぐらい歩くと、
だんだん大きな森のようなものが近づき
小さな神社もあったりします。
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ここから境内でしょうか。
弁天池がある広場にいます。
香椎宮は川と石垣で
何重にも囲まれているんですね。
案内版のなかに、
「古墳」の文字はないみたいだわ‥‥。
でも、歴史の匂いは感じる! |
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鳥居をくぐって太鼓橋を渡り、
楼門から入ります。
しめ縄は細めで〆子(しめのこ)は、
二つ組なんですね。
あ、祭神が二人だからかな~。
神紋(社紋)は菊花。
これは、『十六八重表菊』。
俗に『菊の御紋』といって、
天皇や皇室を表す紋章だそうです。 |
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祭神は仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)と
神功皇后(じんぐうこうごう)のご夫婦です。
このお二人のことを簡単に説明しますと‥‥
『日本書紀』によれば、
仲哀天皇は熊襲討伐のため
筑紫に夫婦でやってきましたたが、
皇后が神から新羅を授かるという夢をみたので、
天皇に伝えたものの
天皇は信じなかったため香椎宮で急死しました。
その後、神功皇后は妊娠したまま自ら出兵し
新羅国を攻め、新羅国は戦わずして降伏し、
高句麗・百済も朝貢を約したとされています。
(三韓征伐)
北九州には、神功皇后にまつわる
不思議な出来事や神社が数多くあります。
神功皇后ミステリーツアーができそうだなぁ~。 |
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顔ちっちゃー!!
すごいプロポーションの狛犬です。
モデル体型ですね~。
歴史のお話をふむふむと聞いていたら、
いきなりの狛犬登場!
しかもモデル体型!
スソさんのレポートは予断を許さないわ! |
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巨木の綾杉です。
なんと大きな!
曲がった幹が
コンクリートの柱で支えられています。
西暦200年?とすると現在1814歳ですね。
これは、神功皇后が
三韓征伐から帰ってきたときに
三種の宝を埋め、
「永遠に本朝を鎮護すべし」と言って
鎧の袖の杉枝を挿したものが
大木になったと伝わるそうです。
やっぱりマジカル! |
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鶏石神社と稲荷神社が並んでいます。
にわとりいし? とりいし?
鶏石というのは、
鶏の足跡が残った石でもあるのでしょうか?
ご利益は子どもの夜泣きに聞くということ。
さて、あの一段と高いところに
本殿がありそうです。 |
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こちらが奥の本殿を横から見たところです。
本殿は『香椎造り』と呼ばれる
オリジナルな様式のもので、
1801年に造られたものだそうです。
たしかに、神社でよく見る屋根の上の
千木や魚堅木(かつおぎ)がないですねー。
ところで、みこちゃんへお知らせ。
香椎宮には巫女ちゃんの日誌サイトがありますよ!
わわわ、びっくり!
いきなりスソさんに話しかけられた!
ここのところ多いのよねー。
教えてくれたのは‥‥
なんと本物の巫女さんの日記!?
‥‥ま、みこちゃんだって、
本物の巫女ですけどね!
埴輪だけど!
ところで現代の巫女さんたちの日記、
とってもおもしろいわ!
巫女として千年以上先輩のわたしからもオススメ! |
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ここに訪れた最大の目的は
実は武内宿禰(たけのうちのすくね)‥‥
本殿の脇に摂社として武内神社がありますが
少し離れた場所に屋敷跡と
不老水の湧き出る場所があるんです。
武内宿禰(たけのうちのすくね)は、
『日本書紀』では、
景行・成務・仲哀・応神・仁徳天皇の
5代の天皇に仕えていたと伝わる人物で、
そうするとなんと280~360歳まで生きていた
ということになる謎の人物です。
わたしが古墳部を始めるきっかけにもなった
愛読書『暗黒神話』にも登場する、最重要人物!
その武内宿禰が住んでいたお屋敷のあと!
そして、長生きの理由はこの不老水に…?
またもやミステリアスなキーワードが。
ドキドキ‥‥。 |
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7~8分歩いたところに。。。
ありました!
でも鍵がかかっています!
飲めなくていいんです。
だって武内宿禰はまだ死んでいないのかも‥‥
(by『暗黒神話』)
そうなったらとても困ります。
うーん、ちょっと残念。
みこちゃん、飲みたかったから。 |
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こんもりとした小山が。。。
ここはもしかしたら古墳があるのかも?
あるのかもーー!
ていうか、ある! ぜったいあるわ!
だからスソさん、小山に登りましょう! |
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香椎宮の本殿の裏手の
摂社古宮大明神の址というところにいます。
ここは、仲哀天皇が
まさに亡くなった場所だそうです。
亡くなった天皇の棺を
椎の木に立て掛けたら薫香が漂ってきた、
ということから香椎という名前になったとか。
これもマジカル!
さ、夕方になりました。
「ひとり古墳部」は終わりにして前夜祭へ。
「小山に登るーーー!」と、
スソさんのカバンのなかで
ごろんごろん暴れたのに
スソさんは気づいてくれなかったわ‥‥。
しょうがない‥‥次の日に期待だわ!
翌日は「ノコノコロック」という催しの
当日だけど、
きっとスソさんはその前に、
早朝から「ひとり古墳部」すると思うのよ!
だからみんなで、たのしみに待ちましょう!
来週に続きまーーす! |
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