Ｍｙ恋歌ポイント

　すーきなんだ
　すーきなんだ
　逆立ちしたいほど
　だーめなんだ
　だーめなんだ
　ぼく逆立ちができなーい

たしか小学六年生のころです。
いちばん目立たない
今村良樹くんが好きでした。
男のコはいつもカッコよく
憧れの存在でいることが求められていた時代。
ダメダメなじぶんを
最初にさらけ出しちゃうアイドルの登場です。

子供ながらに、企画モノのアイドルだし、
息長く続かないよなぁと、
どこか冷めながらも
写真集を二冊も買ってしまいました。

ひろみや秀樹のファンとは言えなくても、
なぜか「ずうとるびの誰がすき？」
って気軽に話せる、敷居の低さ。

今でもそんなサービス精神のある男性に
惹かれてしまいます。
しっかりじぶんの乙女心に
影響をあたえてくれた存在です。

ずうとるびは
「笑点」の「ちびっこ大喜利」で
山田隆夫さんが座布団10枚ためた
ごほうびでレコードを出したのが
デビューのきっかけなんですよね、たしか。
「新しい！」って思ったことを覚えてます。

そしてそう、これも恋歌だー。
さわやかな歌詞だなー。
文字通り、柑橘系のさわやかさ！

冷めながらも
写真集を二冊も。
なぜかいちばんアイツを好きになってしまう、
コントロールできないカンジ！　ブラボー。

いやはやなつかしい。
江藤くん、新井くん、山田くん、今村くん、
だよね？
たしかさ、ずうとるびってさ、
「レッツゴーヤング」出てたよね？

♪勉強しようかな
　テレビを見ようかな
　自分のことは
　自分で決めよ

！！！

「♪勉強しようかな
　テレビを見ようかな
　自分のことは
　自分で決めよ」

その曲、知ってるよ、武井さん！
くちずさめる、くちずさめる！

ていうか、ずうとるびだったの？
いまのいままで知らなかったよ。

好きな歌はもちろん、
好きじゃない歌も
知らない歌さえくちずさめる。
それが、我ら、くちずさみ世代。