My恋歌ポイント
町で見かけたとき 何も言えなかった
卒業写真の面影が そのままだったから
この歌は、ずばり「my恋歌」です。
高校の時、校門から下駄箱までは急な上り坂でした。
ユーミンの歌では揺れる柳の木なのですが
天を突くくらいのポプラの木が並んでいました。
急な坂なので、私は前を歩く彼の
くつのかかとを見ていました。
毎日毎日、かかとを見て登校していました。
卒業して、私は地方の短大に進み
彼の動向は分からなかったのですが
ある日、駅前のスクランブル交差点を
渡ってくる彼を見つけて、びっくり!!
大学受験に失敗し、
私と同じ少し離れた町にある
予備校に通っていたのです。
本当に、心臓が止まるくらい、びっくり、
でも、声はかけられなかった。
翌年、彼は東京の大学に進学し
私は短大卒業後、地元で保育士として働きました。
その後、1度も会った事ないですねえ‥‥。
今でもこの歌を聴くと彼のくつのかかとと
あの日のスクランブル交差点を思い出します。 |