My恋歌ポイント
ただ都会の絵の具に
染まらないで帰って
染まらないで帰って
高校の放送部だった私は、
ラジオ番組の収録で出会った、
大学生のパーソナリティーに片思い。
将来、放送関係の仕事につきたいと思っていたわたしは、
彼の仕事にも、彼にも、あこがれたというところです。
ずっと、いちファンとして手紙を書いたり、
収録を聞きにいったり、
そのうち私もラジオのパーソナリティーとして
仕事ができるようになりましたが、
距離は恋に向って縮まらず‥‥。
何故か、20歳の成人式には、
式後、車で迎えにきてくれて、
素敵なレストランで祝ってくれましたが、
それ以上でもそれ以下でもなく。
うれしく悲しい成人式。
先に進めないなら、食事なんて誘うな!!
しかも成人式に‥‥。
そうしているうちに、彼は大学を卒業し、東京へ就職。
そんな時の曲です。
片想いではありましたが、
都会の絵の具に
染まらないで帰ってきてほしいという歌詞と
同じせつない気持ちいっぱいで
きいていた曲です。
その後、彼は都会の生活に挫折し、
こちらに帰って家業をついだと聞いています。
会うと、また恋におちると思うくらいの
思い込みの激しさでしたから、
周りの人もわたしの恋心を知っており、
連絡先教えるよと言ってくださったのですが、
成人式のことが思い出され、
気持ちを断った20代でした。
結局、想いは成就できない
というところも重なって、
忘れられない曲です。
もしまた会うことあったら、
この曲、彼の前で歌ってやりたいですね。
敵討ちてきな気分。
でも、素敵なじーさんになってるやもしれず、
また恋におちたらどーしよ(笑)。 |