My恋歌ポイント
安奈 おまえに会いたい
燃えつきたろうそくに
もう一度 二人だけの愛の灯をともしたい
小学校の同窓会が開かれた時のことです。
夜も更け、お酒もすすんだ3次会。
ふと気がつくと、
私の隣にはクラスの人気者だったS君が。
互いに甲斐バンドファンで、
同じコンサートに足を運んでいた事がわかり
「どこかですれ違っていたかもね〜」
と盛り上がりました。
すると突然、
「オレ、ずっとお前のこと憧れてたんだよなー」
と衝撃発言。
そして、「安奈」を唄ってくれました。
「安奈〜」のところを私の名前にして。
ビックリするやら、恥ずかしいやら、嬉しいやら。
そして。
子供の頃、ジャレ合うように無邪気に遊んだ
「男子」と「女子」に戻れることは到底できず、
この先に痛いくらい燃え上がるような
「何か」が始まるわけもなく。
飲みの席で、昔話しを酒の肴に、そのひと時、
少しだけトキメイタリ、
セツナクナッタリできる‥‥
私達は「程よい大人」になったんだなーと思いました。
「安奈」を聞くとあの時、
つかの間子供に戻って笑いあっていた
愛しいおじさん、
おばさん達(私達)を思い出すのです。 |