いつもくちびるに、季節の風とラブソングを。
こんにちは、恋歌くちずさみ委員会です。

あまずっぱい企画は、とっても好評!
たーくさんの、おたよりがとどいています。
みなさんの、
たいせつなたいせつな思い出の「恋歌」、
どんどん紹介していきますね。
なのでどしどし、おたより(メール)くださーい!

かなり本気で歌っていたんです、
お茶の間で。
(投稿者・ばんちゃん)

『タイニー・メモリー』
 歌/
 柏原芳恵
 
1983年(昭和58年)

My恋歌ポイント

 涙でもどれるなら
 このまま泣いていたい
 明日が来ないのなら
 それでもかまわない

高校生の頃でした。
片思いの人を思って、
かなり本気で歌っていたんです。
お茶の間で。

そしたら、となりの台所にいた
(そのとき、まさかいるとは思わなかった)
母親が
「あらあら、かわいそうに」と
あいの手を入れたのが忘れられない‥‥。

柏原芳恵さん、
ふたたびの登場です。
この歌は、リアルタイムでは
知らなかったのですが、
投稿があまりにも
味わい深かったのでご紹介!

そうそう、みなさんからの投稿を
プリントアウトして広げて、
みんなで選んでるときに、
なにしろ、これ、笑っちゃって。

しかも、なんていうの、笑いながら
「いいなぁー、これ」って。

恋歌をつい本気で歌っちゃって
思いがけずこみ上げてくる、
みたいなことってあるものね。
で、そこに母がいた
っていうのもいいし、
母のひと言がまた最高。

「まさかいるとは思わなかった母」
の体験、みなさんもありませんか?

ぼくは中・高校生のころ、
ヘッドフォンで音楽を聴きながら
それはそれはたいへんな大声で
ロックやフォークを歌っていたのですが、
それをよく母親にきかれたものです。
まさかいるとは思わなかった母に!

きかれるたびに、顔から火が出ました。
「あらあら、いい歌ねえ」
とか笑ってるんですよ、母は。

昭和の母は、なんだね、
昭和の初恋には、
ちょっと困っちゃう存在だったよね。
いまの母・こども関係って
ちょっと変化している気がするけど。

しかしだ、昭和の母にもおそらく
青春の初恋の一曲というのが
あったはずなのです。

うちの母(昭和12年生まれ)は
赤坂のOL時代
「ACB(アシベ)によく
 クレイジーキャッツ観に行ったわー。
 いまで言う追っかけよ」
なんてことを申してました。
クレイジー‥‥スチャラカでホンダラ?
あんまり恋歌ぽくないですね。
あと
「ジェリー藤尾ってほんとうに
 かっこよかったのよぉ」
とも。

それはさておき、
『タイニー・メモリー』って
あのかたの作詞作曲なんですね!

え? 誰?
‥‥あー! この人か!
ってことは、たぶん、
騒々しいことになるぞ‥‥。

え、なに? どういうこと?
だれがつくった曲?
‥‥‥‥‥‥!
これはたいへんだぞ‥‥
すがのさん、スガノさーーん!

みんな‥‥、振ってくれてありがとう。
だまっておこうと思ってたんだ(ひとりよがり)。

私も、(ばんちゃん)さんの
おかあさんが聞いた内容を知りたくて
つい『タイニー・メモリー』の歌詞を
検索してしまいましたよ。
そして見てしまいましたよ、
作詞作曲の欄に、あのお名前を。
衝撃の瞬間。高鳴る鼓動。
これはマジで偶然でした(顔が赤らむ)。
ここまで引いちゃうとは、運命だわ‥‥。

『長い夜』の「誓う」というところを
かなり本気で、茶の間で
くちずさんでいる私です。

母がいたらきっと
「えらいこっちゃな、
 大丈夫やろかこの子(関西弁)」
と言うにちがいありません。

足寄に行きたい。

行っちゃいなよ、足寄。
(ぼくは大学1年のとき行った)

この写真↓お母さんにお見せしたい‥‥。

なにがなんだか、わからんわい。
ようするに、この歌の作詞作曲は
松山千春さんで、
最近、松山千春さんに
どハマりしているスガノが
めちゃくちゃ興奮したと‥‥。
で、足寄というのは、
「あしょろ」と読みまして、
北海道にある松山千春さんの
出身地だそうで‥‥。

ホントにわからーん!!

ここのところ、
後半ぐだぐだになるのが
お約束みたいになっててきてますが、
わざとじゃありません。
すいません。

今回も、ほぼ雑談という感じでしたが、
気づけばかなりしゃべりました。
このあたりでお開きにしましょうかね。

あいかわらず、たくさんのご投稿、
ありがとうございます!
みなさん、投稿の水準が高く、
かなりの順番待ちとなっております。
どうぞ、気長にお待ちください。
いただいた投稿は、
メンバー全員ですべて読んでいます。
どうも、ありがとうございます!

2011-07-05-TUE
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