My恋歌ポイント
今までして来た悪い事だけで
僕が明日有名になっても
どうって事ないぜ まるで気にしない
君が僕を知ってる
自分が中学生になったのは1979年。
この曲は中学2年生くらいだったかな。
当時の中学生の感覚では、
RCの歌詞は新鮮だった。
ついこの前まで
ザ・ベストテンの曲をよろこんで
聴いていたんだから。
そのとき自分には
好きだった子がいたけど、
つき合いたいとか
そんな気持ちはぜんぜんなかった。
男子中学生なんて、そんなものだろう。
この曲の「君」と、
自分が好きだった子を
重ね合わせたような記憶もない。
でもこの曲の、
「今までしてきた悪い事だけで」
からはじまる歌い出しの部分が好きで
よく歌っていた。
せつなくて、かっこよかった。
ラブソングの歌詞と、
自分の恋愛体験が重なるようになるのは、
二十歳を過ぎてからだった。
でも、そういう歌詞を
好きになってよく歌ったかというと、
そうでもない。
男子中学生だった自分のなかで、
響き続けたRCの歌詞。
いまでもRCのなかで、
自分がいちばん好きな曲。 |