いつもくちびるに、季節の風とラブソングを。
こんにちは、恋歌くちずさみ委員会です。

あまずっぱい企画は、とっても好評!
たーくさんの、おたよりがとどいています。
みなさんの、
たいせつなたいせつな思い出の「恋歌」、
どんどん紹介していきますね。
なのでどしどし、おたより(メール)くださーい!

彼の写真があると仮定してキスをする‥‥、
と想像しただけで、恥ずかしくて悶絶。
(投稿者・みけん40)

『あなたを・もっと・
 知りたくて』
 歌/  薬師丸ひろ子
 
1985年(昭和60年)

My恋歌ポイント

 いま髪を洗い いま本を閉じて
 そしてあなたの写真に キスをした

違うクラスの男子に片思い真っ最中の頃でした。
本当に「あなたをもっと知りたい!」
と切に願う毎日の中、この歌に出会いました。
この歌の主人公も、髪を洗って本を読んで彼を想う。
私も同じ! と勝手に親近感を抱き、
くちずさんでいました。

ただ、キスをする写真がない。
そこは妄想豊かな中学生。
彼の写真があると仮定してキスをする‥‥、
と想像しただけで、恥ずかしくて悶絶。

アホでピュアでしたね。

この企画、いいですね。
あの頃をまざまざと思い出して、
胸がキュンとしました。
一つ思い出すと、芋づる式にあれもこれも‥‥
今まで一度も思い出さなかったことまで
出て来てびっくりです。

薬師丸ひろ子さんの
『野性の証明』でのデビュー、
衝撃的だったなあ。
お父さんこわいよ、なにかくるよ、
おおぜいでお父さんをころしにくるよ、
だよー。そのお父さんは高倉健だよ。
1コ上の従兄が中学の同級生でさ、
サインもらって!
ってお願いしたけどダメだったよ。
映画3回くらい観たよ。
そして「セーラー服と機関銃」で
アイドル系とは思えない歌に
またびっくりだったよ。

という蘊蓄はさておき、(みけん40)さん、
その妄想、すっごいマンガっぽくていい!
唇が「ε」の形になってる気がする!

「アホでピュアでしたね」

そのとおりです!
わたしたち、
アホでピュアでした。
シェフの言うとおり、
マンガみたいでした!

「ただ、キスをする写真がない。
 そこは妄想豊かな中学生。
 彼の写真があると仮定して
 キスをする‥‥」

あの、そこは、写真じゃなくて、
本人でもいいんじゃ?

ああ、ダメですか、妄想とはいえ、
本人にキスするわけにはいきませんか。

いや、妄想なのに、
写真にしてるあたりが
まさに「アホでピュア」な、
すばらしき十代だなあ、と。

中学生の「アホでピュア」なパワー。
すばらしいです。
ぼくの中学時代も、
思い出すだけで
恥ずかしくて悶絶することだらけです。
あんなことや、こんなこと‥‥
うっわあああ‥‥悶絶!
恥ずかしすぎてとても人には言えません。
でも、忘れたくはないんですよね。
どれもこれも、かけがえのない思い出です。

ビバ・「アホでピュア」な中学生!

2011-08-13-SAT
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