My恋歌ポイント
ああせめて 一度だけでも
その愛しい腕の中で
「このままそばにいて 夜があけるまで」
と 泣けたなら…
大学時代、
とんでもなく好きになった先輩がいました。
笑顔が素敵で、木訥で、純情で‥‥
3年間恋い焦がれました。
デートに誘うと付き合ってくれるし、
下宿に行きたいといっても
「いいよ」と招待してくれる。
周りのみんなからは
付き合っていると思われていましたが、
実は何度も告白して、
何度もふられていました。
「恥ずかしいけど、
まだ初恋もしてないんだ」
「これは恋愛とは違うと思う」って。
ずーっと、ずーっと、片想いでした。
恋愛相談をしていた
別の先輩の家に泊まった時、
その先輩の腕に抱きしめられながら、
この歌を思っていました。
この腕じゃない…。
結局、木訥先輩は無事初恋を経験し、
私は正式にふられたのです。
「片想い」を聞くと、
青春時代の濃い恋愛感情が思い出されて、
未だにドキドキしてしまいます。
若かったなー。真剣だったなー。
いじらしかったなー、自分。 |