ビックリハウサー（と、当時、自称してた）って
「おもしろいこと」優先で、
恋なんて照れちゃうプププ！　みたいな、
そういうとこがありましたよね。
でもちょっと都会のオシャレな感じ、
っていうバックグラウンドもあって
（なにせPARCO出版だった）
これ読んでる自分っていいじゃん、
と思いつつ、
なんだかやけに耳年増に
（サブカルに詳しく）なってた感も。

岡崎友紀さんのこの曲は
安井かずみ・加藤和彦夫妻だったりして
じつにいい曲なんですよ、
その「オシャレ感」がまたたまらなかった。
知らないかたはぜひ聴いてみて。
ちなみに岡崎友紀さんは
「おくさまは18歳」の人です。

「おくさまは18歳」は
一生懸命観ていましたが、
この歌は知りませんでした。
聴いてみると、岡崎友紀さん
歌うまい！
いい歌です。

ほんとだー。
知らなかったけど、いい歌。

そう、この「恋歌くちずさみ委員会」って、
ちょっとした名曲再発見コーナー
でもありますよね。

ぼくの年代は
ビックリハウス世代よりは
ほんのちょっと下。
流行ってたっていうことは
知ってるんですけど、
実感はないんですよねー。

この「わずか数年」で、
流行ってるものとか文化って
けっこう違ったりする。
昔の話をしていて、
そのへんの「溝」が
はっきりわかったりすると
おもしろいんですよね。

これはビックリ。
曲のことは覚えていたのに、
それを歌っているのが岡崎友紀さん
という記憶がすっぽり抜けていました。
へえーーー！
「奥様は18歳」の！

ビックリハウスはどんぴしゃの世代です。
（おんじ）さんのように
「茶化されるのが怖い」っていう感じは
とてもよくわかります。
なんかねー、
「恋をしたい気持ち」と
「ダサく思われたくない気持ち」が
せめぎあってました。
ややこしかったなー、
自分の気持ちとつきあうのが。