いつもくちびるに、季節の風とラブソングを。
こんにちは、恋歌くちずさみ委員会です。

あまずっぱい企画は、とっても好評!
たーくさんの、おたよりがとどいています。
みなさんの、
たいせつなたいせつな思い出の「恋歌」、
どんどん紹介していきますね。
なのでどしどし、おたより(メール)くださーい!

そのひと言が
言えなくて。
(投稿者・triangle)

『セカンド・ラブ』
 歌/中森明菜
 
1982年(昭和57年)

My恋歌ポイント

 前髪を少し 直すふりをして
 うつむくだけなんて

ほんとうのセカンドラブだったかどうかは、
あいにく覚えていないのですが、
かなり気合いを入れて
好きになってしまった男の子は、
私のことを「好きだ」と言ってくれた男の子の
親友でした。

友人思いの彼の答えなんて
最初からわかっているから、
「好き」なんて言えない。
私に「好きだ」と言ってくれた
男の子とつきあう気にもなれません。

でも、彼のちょっとした言葉には、
もしかして私のこと好き‥‥? なんていう、
期待も多少はあったりして。

たまたまふたりきりになった教室で、
うつむきがちにしゃべりながら、
髪をいじっていたような気がします。

結局は、どの思いも宙ぶらりんのまま卒業。
もう少し年をとって、
10回目くらいの恋だったら、
「好き」って言えたのかなぁ‥‥。

来生たかお、来生えつこペアの
名曲です!

この歌が好きでよく歌ってますよ。

来生さんちの曲は、
どれも独特ですよね。

同じ中森明菜さんの
『スローモーション』、
薬師丸ひろ子さんの大ヒット曲
『セーラー服と機関銃』、
大橋純子さんの
『シルエット・ロマンス』など
ほんと、このふたりでしか
つくれないような
いい「くちずさみ歌」を
生みだしてらっしゃいます。

そうそう。
このご姉弟、サイコー!

(triangle)さん、こんにちは。
そのペンネームどおりの投稿内容ですね。

友情がからんでくる三角関係、
ほんとうに難解な問題だと思います。
そういう設定が織り込まれた
恋愛小説やTVドラマが
いくつもうまれているくらいですから。
答えの出ない種類のテーマなんでしょうね‥‥。

自分だったらどうだろう‥‥?
言えるのかな? 自分の気持ちをそういう状況で。
‥‥‥‥うーん。
「言えない」ということが、いま自分でわかりました。

自分のことが好きな友だちごしに、
その友だちを見ていたんですね。
そういう「せつなさ」や
「とまどい」って、
何遍恋をしても、かわらない気がする。
本気ならばの話ですけど。

10回目の恋だったら
ちょっとは上手に伝えられるように
なってたらいいのに、
あんがいそうでもなかったりして。
相手、違いますからねー。

ところで「ファースト」は覚えてても
「セカンド」って(野球の話じゃないよ)
そのあとだんだん、
十把一からげな思い出に埋もれちゃって、
「‥‥忘れちゃったんだけど」
となってます。ぼくは。
というか「セカンド・ラブ」という定義を
この歌ではじめて知りました。

いやぁ、私の場合、
初恋ってめちゃくちゃだったので、
セカンドとかサードくらいになって
やっとまともになりました。
ですから、セカンド・ラブと
言いたくなる感じはわかります。

私は思うのですが、
その彼は(triangle)さんのことが
好きだったんだと思います。
きっとそうです。
だけどどうにもならないね、
ということが
たくさんあると思います‥‥。
そのひと言が
いえなぁぃぃぃぃ。

ああ、せつない、セカンド・ラブ。

ではまた、土曜に!

2011-08-24-WED
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