My恋歌ポイント
泣かないでひとりで
ほほえんでみつめて
あなたのそばにいるから
10年前、全力で三角関係に挑んでいました。
女と男と女のよくあるパターン。
ライバルの女性とは職場が同じで、
冷や汗と火花の毎日でした。
負けたくなくて、尽くした尽くした!
いや〜あれは私らしくなかった。
夜勤がある職場だったので
夜勤の日は嫉妬と不安で
本当にしんどかった。
仕事に私情を持ち込みまくりで、
今思うと情けない限りです。
ライバルの女性は、
なんと言うか、太陽のような女性。
いつも明るくあたたかい人。
私はと言うと、人見知り且つひねくれ者。
嫌な奴です。
三角関係はいつもライバルが優勢。
彼は母親のようなライバルのそばで、
居心地がよさそうでした。
ある日、もう耐えられない!!
と当たり前ながら感じ、
彼の誕生日にどちらか
選んでもらう事になりました。
当日、選んだほうの家に来い! と。
完全に負けが見えていましたが、
朝まで待ちました。彼はあらわれず。
結果を見届けるべし!
と、朝方ライバルのアパートへ
車を飛ばすと、やっぱり彼の車が。
「ああ‥‥だよね‥‥」という
ことばしか、浮かばなかったなあ。
翌日、何食わぬ顔で
ライバルと仕事してましたが、
その時彼女がくちずさんでいた歌がこれ。
彼の、ライバルへの
愛情が歌われているようで、
サビのこの部分、
睡眠不足の私にはきっつかった。
その後彼は、なんやかんやで
私と何年か同棲したのち、
今年、ライバルと結婚しました。
駆け引き・強行突破・我慢・嫉妬・
歓び・爆笑・スリッパ叩きつけ・
企み・海水浴・徹夜の海釣り‥‥
あの直球な気持ちは何だったのか。
恋は盲目。腐れ縁。
恋は、意地と嫉妬で幕を閉じ、
すべて出し切った私は、
「別れてよかったよー」と
張り気味の声で叫び、
仕事に打ち込んでいます。
そしてこの年末、施設長になります。
よかったんだよね!? わたし!? |