My恋歌ポイント
How wonderful life is
while you're in the world
中学時代、2こ上の先輩に恋をした。
同じ高校に行きたくて、猛勉強。
晴れて、同じ高校に合格して、
先輩に会いに行った。
でもね、そりゃ当然、
高3にもなれば、彼氏ぐらいいるわけで。
ちょっと考えりゃ、分かることなのにね。
で、その彼氏が
甲子園を狙うような野球部のキャプテンで。
こりゃ勝てないわ、と、一瞬で思った。
でも、16歳の少年は諦めきれない。
なんのために、この高校に
来たと思ってんだ?
憧れの先輩と一緒にいるためだろう?
部活も、先輩のいる演劇部に
「追いかけ入部」。
ことあるごとに、
自分がどれだけあなたを好きか、
手紙で、電話で、会って、アピールし続けた。
もちろん、彼氏がいるわけで、
つきあってほしい、とかじゃない。
でも、その先輩がどれだけ魅力的なのかを
本人に伝えまくった。
1年間、その先輩のためだけに
生きてたって感じ。
彼氏の愚痴、
どこへ行って、どんなデートしてきたのか、
聞かされたり。
聞いてるほうは、ほんとつらいんだけど、
先輩が幸せそうならそれでいい、って
割り切ってたなあ。
敵わない恋だけど、1曲、
この歌をテープに入れて、
12月24日、配達指定で
先輩の家に届くように送って。
あなたがいるだけで、
自分の人生がとても輝いてる、
そう伝えたくて。
卒業して、何十年と音信不通だったけど、
偶然の再会をしていま、
その憧れの先輩と
おつきあいさせてもらっています。 |