免許をとった彼は、
どうしても「スローバラード」をしてみたくて、
市営グラウンドの駐車場で二人で毛布にくるまりたくて、
相手に(ひとつ下の彼女)さんを選んだ。
それだけたいせつに想われていたということですね。
そして彼は、RCにもすごく夢中だった。
ぜんぶひっくるめて、
すてきな青春の思い出です、いいなぁ。
それにしてもあらためて、この歌詞のすばらしさ。
「もう、愛しかない」
そう、
「もう、愛しかない」んですよ。
‥‥(安物のアコギを手にとる)。
A F#m
D E A E7
A F#m D
E A A7 ‥‥‥‥
思わず、ぎこちなく弾いてくちずさみました。
心だけはこもっていたと思います。
家族は迷惑そうにしていますがおかまいなしです。
それでは、また次回。
だれもがひとつは持っている
かけがえのない物語に、恋の歌を添えて。 |