糸井重里が、幼いころの娘さんに
「なぜ、勉強しなくてはいけないのか」
を問われ、
こう言ったことがあるそうです。
「友達を助けたいと思ったとき、
そのちからがないといやじゃない?
ずっと助けられてばかりでいい?」
(こまかいところがちがっていたらすみません)
これをそっくり盗み、
わたくし、自分の子どもにも
ときどき言いきかせております。
この歌の詞で、
「迷い探し続ける日々が 答えになること
僕は知ってるから」
「落ちて行く夕陽に 焦る気持ちを
溶かして行こう」
というところがあります。
こういう葛藤をいくつも越えて、
誰かの役に立ったり、
誰かと助けあったりする。
苦しみや寂しさ、焦りを味わった人の強さは
宝物のようにまわりに伝わるんだなぁと
感じることがあります。
口ずさみながら人生を歩める曲がある人は
そんなふうに受けとめる力、
いざとなったときに出る底力が
ある人なのかもしれない。
そういう曲があるって、ほんとうに素敵です!
ではまた、次の「恋歌」は土曜です。 |