春と梅雨のあいだの
さわやかな新緑の時期に
ぴったりの投稿をお届けしました。
と、FMの番組みたいに、
当たり障りのないことばをはさんで
さっさと『風をあつめて』を
かけちゃいたいところです。
またしても、名作と呼べる投稿です。
読みながら、心の動きとその風景が
ありありとこちらによみがえる時間は、
もう、「読書」と呼んでもいいような気がします。
ちなみに、この投稿には「追伸」がついていて、
彼女が彼に2度振られてしまう様子が
ごくごくさらっと書いてあります。
「連絡は2年以上とっていません」
と結ばれていますが、
声が聞きたいです、とも書き添えてありました。
『風をあつめて』が古い曲なのか
新しい曲なのかよくわからないように、
その恋もまた、終わっているようで、
また新しくはじまるようで、
というところでしょうか。
それでは、お聴きください。
1971年のアルバム、『風街ろまん』から、
はっぴいえんどで『風をあつめて』。 |