「私があなたを生んであげたかった」
この言葉は、やはりすごいです。
異性への想いというものは、
ここまでのものになるものなのか‥‥と。
驚きとともに、つい我が身をかえりみましたが、
比べるまでもなく、
ぼくはここまでの経験をしたことがありません。
もしも自分が
そんなふうに言われたらどう思うだろう?
「私があなたを生んであげたかった」って‥‥。
‥‥見当もつかない。
きっと次元が違うのでしょう。
すごいと思うのは、
「私があなたを生んであげたかった」
を聞いた彼が(はなちるさと)さんの前で
初めて涙を見せたということです。
この言葉が、そんなに強く響く関係がすごい。
そこまでの想いをやりとりする間柄には
正直おそろしささえ感じますが、
同時に(これも正直に)憧れも抱きます。
そこまで想えるって‥‥
どういう心のありようなんだろう‥‥。
『聖母たちのララバイ』が、
さっきからずっと頭の中で流れています。
(はなちるさと)さん、
大作をありがとうございました。
1行たりとも気を抜いていない文章、
しっかりと読ませていただきました。
こんなに重要な想いを、
ここに届けてくださったこと、光栄に思います。
それではまた。
おたよりをお待ちしつつ、
土曜日にお会いしましょう。 |