『ガープの世界』っていう大好きな小説のなかに
こんなシーンがあるんです。
主人公ガープは、奥さんとなる女性と
大学時代に知りあうんですけれど、
のちに(ずいぶんあとに)しみじみ言うんです。
きみともっと早く知りあいたかったな、と。
こどものころから見ていたかった、
きみのむねがふくらんでいくのを見たかった、
というようなことを、ロマンチックに。
奥さんは「そのかわりしわくちゃのおばあちゃんに
なっていくのが見られるわ」なんて言うんですけど。
ガープほどじゃないにせよ、
誰かを好きになったときって
同じような気持ちになります。
どんな学生時代だったんだろう。
どんな子供時代だったんだろう。
知りたくて知りたくてたまらなくなる。
だからかな、(はちまきのおにいちゃんファン)さんの
この投稿を、ずっとうらやましい気持ちで読みました。
光GENJIがローラースケートをはいて
TVのなかでくるくる、きらきら、
踊ってた頃を思い出しながら。
超・ちなみに、ですけど、
背の高低差で別れちゃう関係を描いた名曲に
ユーミンの「5cmの向う岸」というものもあります。
これまたせつなく素敵な曲です。 |