どこにも落ち着きどころがないままに
燃えて燃えて燃え尽きちゃって
最後は空気に溶けるみたいに消えていく恋心って、
いっぱいあるんだろうなあ。
この「気づかれてはいけない」というのは
とっても苦しいと思うんですよ。
だって「気づかれたくて仕方がない」のが
恋心というものだもの。
ユーミンの「ESPER」みたいに
わかられちゃうよろこびがあるのが
みんなが求める幸せな恋の
ひとつのかたちなんだろうし‥‥。
それにしても、キス。
いろいろなシチュエーションのキスが
このコンテンツには出てきたけれど、
とりわけ、せつないキスでした。
彼はそのキスに気づいたのかなあ。
それとも、気づいたけれど、
彼にそのときできたであろう最上の方法、
つまり「気づかないふり」で、
やりすごしたのかなあ。
いや、やっぱり鈍い男のままで、
だからこそ、好きになっちゃったのかなあ。
そんなことをぐるぐる考えました。
ところで以前中島みゆきさんの「見返り美人」に寄せて
近いシチュエーションのおたよりがありました。
よかったら読んでみてくださいね。
唇、つめたかったんだね。