「自分にもそういったエピソードがあったかなぁ
と思い出してみたところ、
一つございましたので、投稿します。」
という書き出しが好きです。
(coyamayu)さんはきっと、
「ちょっと書いてみようかな」
と気軽に手を動かし始めたのでしょう。
そしたら、
記憶がつらなり、次々と思い出があふれるあふれる‥‥。
誰しも、あるのですよね。
当然のことです。
みんな、エピソードの積み重ねで暮らしてきたのですから。
(coyamayu)さんのエピソードは
「それを恋と呼ぶにはちょっと足りない」感じが、
またいいなぁと思いました。
曖昧な関係だったけれど、忘れられない。
間違いないのはその記憶がたいせつということ。
「思い出の彼に会えたらうれしいなぁ」という
淡い気持ちをずっと漂わせながらも、
最後の最後では、
「夫とともに願っております。」
という一行で投稿全体をびしっと締めています。
その節度に、しびれました。
ふわっと曖昧にしまわれている
恋とは呼べないかもしれないエピソードがありましたら、
その曖昧なままでお送りください。
たぶんそれはそのままで、深くすてきな物語。
おたより、お待ちしています。 |