本社ビルの、光る窓に
仁王立ちの彼が見える。見えます。
涙の凸レンズで
ものすごく拡大して見えますよ!
こういう別れ方、すがすがしくて
(ほんとうにつらかったでしょうけど)
いいなぁ、と思いました。
しかも彼、「君」っていうんだなぁ。
呼び方もいいな。
おふたりとも、大切にするものが
同じようにわかっていたのも
理想的な恋愛だと思いました。
気が合うって、
(すごくへんな言い方でごめんなさい)
こういうことかと思います。
どちらか一方が引きずったりするわけでなく、
関係を一方的に切ったりするわけでもない。
同じ時期に、同じように
「そうだね」
と思い合えたことに、拍手です。
だって、私だったら、
会社の窓なんて見ませんもん。
ブラインドが降りている階があっても
「????」となるだけで、
彼のその意図や思いに気づかないです。
ましてやそこに立っているなんて。
すごく共有できている部分が多い
おふたりだったんですね。
終わったことも含めていい関係だったんだ、
と思いました。
投稿ありがとうございました。 |