「忘れられない」のは、
その人がすごく魅力的だったということも
もちろんあるだろうけど、
それだけじゃないんじゃないかな。
その人といたときの境遇とか、
その人といたときの時代とか、
その人といたときの自分とか、
そういうものがぜんぶ
「その人」に象徴されているので、
その人が忘れられないんじゃないかなぁ。
とくに、若さということで
無造作にくくってしまいたくはないけれど、
年を取るにしたがって、
人は自然と守るべき約束や
壊せない関係が増えていくものなので、
振り返ったときにまだまだ選択肢が
たくさん残っていたころののことを、
「その人」との未来も含めて、
まぶしく思い出してしまうのではないかと
ちょっと思いました。
なにも決まっていないころは
決まってないことが
ただの焦りでしかないんだけど、
年齢を経ると、決まってないことは
洋々たる広がりに思えるから。
あ、なんか、当たり前のことを書いてる。
「この人みたいになりたいなぁ。
(絶対なれないけど)」
っていうふうな、好きになり方って
ありますよね。
投稿を読んで、すぐ思ったのは、
そういうことでした。