オフコースの歌で個人的に印象深いのは、
自分が相手から離れていく局面が
歌詞になっていることなんです。
「ふられる」とは、少し違う。
どちらかというと「あきらめる」なのかな?
がんばってもだめだから
離れていくよ、という心境。
ペースが合わなかったり
おたがいの時期がずれたりすることは
たくさんあると思います。
あのとき、もう少し待ってたらどうだったろう、
と思うことはあったとしても、
待てなかったし、
それ以上がんばれなかったんですもん、
結局その人とは「なかった」んでしょうね。
思い出が深く、共有していた時間が長いほど、
別れの局面のことは、信じられないものです。
「これ、夢のなかかな?」
「こういうことで人は別れていくのか」
なんて、人ごとみたいに思ったりして。
ニューヨークの秋の気配、
ふたりに流れた特別な時間。
うつくしい景色を深呼吸みたいに味わいました。
ありがとうございました。
そろそろクリスマスですねー。
みなさまの恋歌、投稿をお待ちしています。