ねえ? すばらしい投稿でしょう?
これは、ことしの8月上旬にいただいたメールでした。
委員会内で、「わ、名作!」と盛り上がり、
「クリスマス近くにぜひ掲載しよう」
と温存していた作品なのです。
大げさではなく、
質のいい短編小説を読ませていただいた気分。
アイロンをあてたような、きりっと爽やかな文体。
投稿者が男性であることを途中で知らされて
軽い驚きはありましたけれど、
もはや当コンテンツではそれも
まったくとくべつなことではなくなりました。
「人と人が出会い、心ひかれて、あきらめて、
いまはやさしい気持ちで振り返ることができる‥‥」
そんな、ちいさいけれどきらりと光るクリスマスのお話。
「図書館」という場所が、またいいんですよねー。