ああ、ほんとうに‥‥
(心の底から思う)やさしい話って、いいなぁ。
読んでいて、比喩的な表現ではなく、あたたかくなります。
両腕とか胸のあたりがじんじん熱をもつ。
スガノさんがよく言います。
今回のコメントでも言ってます。
「やさしいひとがいちばんや」
かつて、昭和の時代、
「好きな男性のタイプは?」
という質問に対する答えには、
「やさしいひと」
がとても多かったと記憶しています。
少女漫画に登場する男の子たちも、
歌謡曲で歌われる男の子たちも、
ふわふわっと甘くてソフトなタイプに
人気が集中していた気がします。
一方で昭和は、本能的な時代だと思うんです、とても。
動物的で野蛮なことがあちこちに残っている時代。
そういう景色を背景にして、女の子たちが、
「やさしいひとがすき」と言っている‥‥。
ニュアンスがすこし変わってきますよね。
「やさしくする」ことは、
動物的に求められる激しい行為なのかもしれません。
スガノさんも、良い意味でとても動物的な方ですし。
そういえば、
高倉健さんの主演映画『野性の証明』の宣伝文句で、
「男は強くなければ生きていけない、
優しくなければ生きる資格がない」
というフレーズが流行ったのを覚えています。
(昭和53年の映画でした)
‥‥なんだか理屈っぽくなりました。失礼。
そういう理屈じゃないんです、この投稿の良さは。
「お湯の出ない部屋」のリアリティ。
お湯が出ないからこそ伝わるあたたかさのうれしさ‥‥。
大きく深く、呼吸できる人のとなりにいたいですね!
今回は、このあたりで。
次は水曜日にお会いしましょう。