すごく好きです、この投稿。
ちょっとフェチっぽい行動とか、
手ぬぐいをまだ持ってるかもしれないところとか、
そういう、ひやっとするところを、
大胆さのかけらもないはずの女の子が
ふらっとやっているところが
全体の刹那性とあいまって、
とってもかけがえのないものに思えます。
それこそ、中2の夏休みみたいに。
そういうひやっとすることは特別ではなくて、
十代のころ、なにかしらやっていたと思うんです。
物理的になにかを手に取ったりしなくても、
たとえば、夜中に自転車で
大好きな女の子の家のそばまで行って
ちらっと窓の灯りを眺めて帰ってきたり、
偶然貸し借りしたようなものに
どうしようもないかけがえのなさを感じたり。
友だちにつき合って、その友だちが大好きな女の子の
部屋の灯りが遠くに見える公園のベンチに座って
夜が更けるまでずっと話し合ったこともあったなぁ。
当時は「ストーカー」なんてことばはなかったけど、
もしも、いまのようにそういう行為が
犯罪に結びつくものとして語られていたりしたら、
ぼくらはあのひやっとするような振る舞いを
ためらったのでしょうか。
もちろん、つきまとったり
迷惑をかけたりするのとは明らかに違う、
もっともっと静かなものだったんですけれどね。
春を待つ寒い日に、
真夏の空気を感じさせるような投稿を
ありがとうございました。
どの季節のどんな思い出でも
どうぞお気軽にお寄せください。
それでは。