切ないなぁ。
現役高校生の方から届いた、リアルタイムの恋の話。
スピッツの歌と、「若葉」に流れる時間に重ねて、
ふたりの距離と心の動きが
痛いほど伝わってくる投稿です。
もう、この文面がつづれるだけでも、
よい恋をしましたね、と、
年長者の無神経を笠にして
言いたくなってしまうのですが、
当事者にはとてもそうは思えませんよね。
でも、申し訳ないけど、こう思います。
「冷却期間を置こう」とか
「少し会うのをやめよう」とか
「友だちに戻ってみよう」とか
そういった種類のことばが出た瞬間、
もう、その恋は終わっている。
終わった恋が、またはじまることはある。
けれども、一旦、その恋は終わっている。
そのどうしようもなく受け入れがたいことを
なんとか踏み越えるための
コツのようなもののひとつが
『若葉』の最後にあるような気がします。
終わった恋の相手を忘れるためによいことは、
相手の知らない道を歩きはじめることです。 |