1995年は大きな事件がいくつかあり、
いろんな人の無事を願った年でした。
自分にもちょっとした線のようなものが
引かれたあのときのことを思い返しながら
読ませていただきました。
まず、先輩。
その、罪な「ありがとう」。
これは逃れられません。
さらに、告白をやさしく聞いてくれた。
なんというジェントルぶりでしょう。
ここまではもう「憧れの先輩」として
百点満点でした。
しかし。憧れと現実は違うものですね。
告白を受けて電話がかかって来、
ゴルフの打ちっぱなしという流れ、
見つめ続けた先輩の虚像との闘い。
絵に描いたような若き恋。
ええ、ええ、私にも覚えがございます。
そこから育つか育たないかは
ご両人しだいでありますが、私はダメでした。
男女共にそうした経験を経て
自分と相手と恋と友情と人生の旅路が
まじりあったようなつきあいが
いつしかできるようになっていくのですね。
おなかのなかの人もまちがいなく
同じ道を歩むのでありましょう。
出産がんばってくださいね! |