2005年に「小ネタ劇場」がはじまって以来、
1日も欠かさず更新し続けているのが
「今日のコドモ」です。
えーと、ざっと計算してみても
「365日×9年半」っていうことはつまり‥‥
掲載数「3500ネタ」とかそのくらい!
投稿総数でいえば
その何倍‥‥いや「何十倍」はあるはずです。
笑っちゃうネタからほっこり系、
思わず「じぃん」としちゃうものまで多種多様。
ほんと「コドモ」って、すごいなあ。
というわけで、本日はコドモ一本でいきます。
厳選30ネタ、一気にどうぞ。
工作が大好きで、
謎の作品を量産している小1の息子。
今日の作品は
「見たくないものを見なくていいメガネ」。
厚紙で作ったフレームのレンズ部分に
ティッシュが貼り付けてあるメガネだった。
作成後、夕飯のうどんに
大嫌いな「ネギ」が乗っているのに気づき、
そのメガネをかけて食べていた息子。
ありがとう、いつも笑わせてくれて。
(テキトー母さん)
汗ばむ蒸し暑い日。
外遊びから帰ってきた息子(小3)は
脱いだ靴下を手に持ち、
「すべての生き物が死に絶える臭い」
と呟きながら
洗濯機のほうへ向かいました。
(手洗いにガスマスクが必要?)
去年のバレンタインデー、
誰からもチョコレートをもらえぬまま
夜の10時を迎えた息子が
「大丈夫、あと2時間あるから」と言った。
小学一年生、
夜更けにそんなドラマがあるか。
(フク)
学校から帰ってきた息子がひと言。
「ランドセル空っぽや!」
そのまま中身を取りに
学校へ引き返して行きました。
(今日は金曜日)
「こんにちは!」
スーパーで買い物をしていると
元気な声が聞こえました。
子ども用カートに乗り込んだ
4歳くらいの男の子が
通りすがりの人に話し掛けてるようです。
「こんにちは! ぼく、まーくん!
う◯このはなし、してあげようか!?」
カートを押していた若いお母さんは
「お願い、まーくんやめて‥‥」
と泣きそうになっていました。
子育ての大変さは計り知れないと
思いました。
(匿名さん)
この、脈絡のないおもしろさ。
感覚的に言うと、一週間に2~3通は
こういう投稿が届くんですよ。
仕事になりません。ああ、これが仕事か。
ひとつひとつに目を通していると
「いろんなことが起こってるんだなあ。
この国では、今日も」と思います。
お気づきかもしれませんが
ここまでの主人公は、すべて「息子」です。
男子って‥‥。
今日、
娘(小1)が友だちに書いた手紙です。
「◯◯ちゃんへ
がっこうわたのしいね。
おもしろいね。
わからないことわ、
わたしもわからないから
きかないでね」
弱気な姿勢です。
(どうしよう‥‥)
パパとプール遊びして、夜、パパにお手紙。
「パパきょうはプールありがとう。
たのしかったよ。
まんぞくしてません。
またつれっててね」
(ヘンクンママ)
朝のテレビで占いのコーナーを見ていた
夫と娘(5才)。
夫の星座である「うお座」の運勢が
最下位の12位でした。
開運アドバイスが
「大切な人とハグして下さい」なのを見て、
娘が「パパ、ハグしていいよ」と。
娘の揺るぎない自信をかいま見た思いです。
(揺るぎない自信はない妻)
友人の娘は幼稚園に通っていたころ、
「人間は昔、サルだった」
という進化の歴史を小耳にはさみ、
自分のおじいさんに
「ねえ、おじいちゃんは
何歳から人間になったの?」と聞いて、
おじいさんを戸惑わせていた。
(私は何歳からだったろう‥‥)
いろいろな言葉を覚えはじめ、
少しですが文章で言えるようになってきた
1歳10ヶ月の娘。
ごはんの最中、親バカな私が
「かわいいね~、チュッチュッ!」
とやっていたら、
顔の向きも変えず、無表情のまま、
「まんま、食べてまーす」と。
あ、ごめんね‥‥。
(匿名さん)
4歳の娘いわく
「お母さんのその服かわいいね。
私がお母さんくらい大きくなって、
お母さんが死んだら、
私がそれ着るから」
う、うん、いいけど‥‥。
(すけぽん)
お、大人びてる!
「全生物を死滅させるニオイの靴下」とか、
「ランドセル空っぽ」とか「う◯こ」とか言ってる
世の息子くんたちにくらべて、
世の娘さんたちの、なんと大人びていることよ。
でもやはり、
こっちはこっちでコドモらしく、かわいらしい。
続きましては
こちらも投稿の多い「ほっこり系」から、いくつか。
自宅でザリガニを飼っていました。
あるとき、
ザリガニをのぞきに行った末っ子が
とっても自慢そうに言いました。
「あんな、ざりがにな、
○○ちゃんが見に行ったらな、
ピースしてくれるねん」
(匿名さん)
来週、誕生日を迎える小学2年生の息子が
「あ~、オレ来週で8歳か~。
あ~あ~、
オレ7歳めっちゃ似合ってるんだと
思うんだけど~」
とぼやいていました。
(8歳もきっと似合うよ!)
5歳の息子の話です。
うちのお弁当で人気のおかずは、
薄焼き卵でカニカマを巻いたもの。
来週、遠足がある息子は、
お弁当にこれをリクエストしたいらしい。
「あの、カニカマをね~、たまごが~」
うまく説明できないようで、
息子は「きゅっ」とハグする仕草をしながら、
「こう、たまごが
カニカマを抱きしめてるやつ、
お弁当にいれて~」
とりあえず息子を抱きしめました。
かわいくて。
(おおつき)
6才の娘が、
「ゼリーがかわいくてスプーンが刺せない」
と困っています。
30分たちますが、まだ食べられません。
(匿名さん)
ザリガニがピースって‥‥たしかにしてるね!
この投稿を読んでからというもの
ザリガニの写真を見ると
ピースをしてるようにしか見えなくなりました。
さて、お次は
聞いてる大人もドキッとしちゃうような発言を
集めてみました。
素朴なギモンやふとしたセリフに
なかなか考えさせられるものがあったりとか。
おけいこに迎えに行った帰り道でのことです。
小学校3年生の長男が、
「ママは奇跡にあったことある?」
と聞いてきたので、
「ないっ!」と即答してしまった私。
「僕はねぇ、
ママから生まれてきたのが奇跡だよ」
と言われて、言葉もありませんでした。
(このまま育ってくれたら奇跡)
夜、小6息子の寝室に呼ばれた。
「反抗期って、ウザいとかムカつくとか、
365日、
ずっとそんなふうに思って暮らすの?」
と心配顔の我が息子。
「そんなことないよ。
日によっても時間によっても違うし、
態度に出したり言葉に出したり
何も喋らなかったり、
表れかたも人それぞれで違うよ」と言うと、
「じゃあ、
お父さんやお母さんと喋れるの?」と。
「そりゃあ
喋りたいときもあるだろうよ」と笑うと、
実に満足げな笑みを浮かべて寝入った。
クーッ。この可愛さ、
あともう少し味わわせてもらおう。
(ペリーニョ)
「この子が生まれてくれて良かった‥‥。
この子を産んでくれて、本当にありがとう!」
「この子」とは、うちの次男(2歳)のこと。
この感動的なセリフ、夫のものではありません。
トイレに一人で行くのが怖くて、
誰かついて来てくれないとトイレに行けない
小学1年生の長男が、泣きべそをかきながら
誰かトイレについて来てと懇願し、
かわいそうに思った2歳児が
兄のトイレのおともをしてあげたときに出た、
兄のセリフです。
いいかげん、
おしっこぐらい一人で行かんかいっ!
(テキトー母さん)
あはは、いいなあ。
トイレ、なかなか一人で行けないもんねえ。
でも、誰かがいっしょなら勇気が出るんだ。
それが「2歳児」だったとしても。
続きましては、「その発想はなかった」系。
「1年以上前から計画していた遅刻」
って、突拍子なさすぎで
感心すらしてしまいました。すごい。
朝起きたら隣にママがいなくて、パパのみ。
ママがよかった‥‥というつぶやきに、
「泣くかな?」と起きようとしたパパの耳元で、
「ママになーれ、ママになーれ」
という呪文が聞こえたそうです。
(魔法使いのママ)
最近、しりとりの存在を知ったコドモ3歳。
「しりとりしよう!
じゃがいもの、ま!」
(北村あをき)
洗面所から聞こえてきた、
姉(小5)と弟(小1)の会話。
弟
「歯磨きってめんどくさいよねぇー」
姉
「いいから、
使った歯だけ磨いちゃいなっ!」
(ズボラ姉弟の母)
学校が大好きで毎朝、早く登校しすぎて、
校門に立っている校長先生に
「もう少し
ゆっくり登校してきてください」と言われる、
小5の息子。
そんな息子が、1月30日に人生初の遅刻。
いつもどおりに家を出たはずなのに‥‥
と思いつつ、息子の話を聞くと
「小4の1学期から計画してた遅刻なんだ。
もうねぇ、朝からわくわくしてさぁ。
ま、先生にはすごく怒られたけどね」
遅刻って、そんなふうに
計画してするものでしたっけ?
(キムコ)
さて以下は、コドモの「食べっぷり」に
大きく心を動かされた
ふたりの「母ちゃん」からの、投稿です。
「まぶしく」て「泣けてくる」と。
ほんとだ。なぜだろう、たしかに。
高校から走って帰宅した娘が、
機嫌良くポテトチップスを食べながら
何かを思い出した様子。
「あ!
あたし、ヨーグルトが食べたくて
急いで帰って来たんだった!」
へぇ。
食べたいものがいっぱいなんだね。
「うん! 時間が足りないくらい!」
なんだか、
母ちゃんは君がまぶしく見えたよ。
(ポテチの後にヨーグルト)
ごはんを残さず食べた息子に
「えらいじゃん!」と言ったら
「うん! 人生が楽しいんだよ!」って。
母ちゃん泣けてくる。
(帝王切開)
それでは最後に、乗組員人気の高かった投稿を
一気にズラズラっと、並べていきましょう。
答案用紙の珍回答、
「いいこと考えた!」的な男子のアイディア、
コドモの定番、こにくらしい言いかた
「何年の、何月何日何時何分何秒、
地球が何回まわったとき!?」‥‥。
自分も言ってっけたなあ、コドモだったころ。
弟が小学生のころ、
持ち帰った国語の答案用紙を見ていた母が
ふふふと笑いながら
「うん‥‥ま、そやわな」とつぶやきました。
見ると、大きなバツがついています。
そこには
「Aさんは、このとき
どんなきもちだったでしょう」
という問題が出されていました。
弟(当時8歳)の答えは
「ひとのきもちはわからない。」でした。
‥‥うん、ま、そや‥‥けどな‥‥。
(匿名さん)
薬が苦手な、5歳の息子。
ある日、
いいアイディアが思いついたようで、
「くすりが飲めるくすりを作ろう!」
と、キラキラ。
無限ループしそうな予感。
(りすく)
昨夜、7歳の息子が
布団の上でごろごろしながら
軽ーーい感じで聞いてきました。
「ねぇねぇお母さん、
お母さんにもさ~、
青春時代ってあったの?
あったとしたら~、
何年の、
何月何日何時何分ごろ?」
‥‥。
(テキトー母さん)
1年生の息子が、
俺、卵かけご飯つくろーっと言って、
実況中継を始めました。
「まず、冷蔵庫をあけ、
卵と醤油を用意しま~す」
「つぎに、お椀を用意して、
卵を割りま~す」
「卵を割るときは、
机のここの角でトントンしま~す」
「トントンして、
ひびが入りましたね~」
「最後にママに割ってもらいまーす」
え!
(まさかのご指名)
5歳の息子が
『金田一少年の事件簿』にハマっています。
が、肝心なあの一言を、
キメ顔で
「じっちゃんに、なりかけて!」と。
いろいろ中途半端。
(かなママ)
サッカーのJリーグが大好きな
小学2年生の息子は、
転校生のことを「新加入」という。
(匿名さん)
昨日、冷たい雨が降る中を
傘どころか
上着も着ないで遊んでいた長男(小5)。
帰宅するころには、病人でした。
発熱でうなりながら長男が言うことには、
帰り道、寒い寒いとぼやく長男に
上着を着て遊んでいた友人3人が、
しょうがないなと
次々と上着を長男にかぶせはじめ、
そのままシャツやトレーナーまで長男にかぶせ、
上半身裸になったそうです。
そして雨の中を「修行だーっ!」と叫びながら
走っていた、とのこと。
男子って、やさしくって、ちょっとバカ。
(みんな、熱出してないといいけど)
さて、最終日の明日は
じーちゃん&ばーちゃんのかわいらしい言動、
おちゃめな勘違いなどが数多く集まる
「今日のじー&ばー」をはじめ
夢だしイイじゃんとばかりに(!?)
有名人・芸能人のみなさんを出演させてしまう
われら庶民の「今日の夢」、
地味ではあるが、一部に根強いファンを持つ
「今日の係長」「今日の佐藤さん」などから
よりすぐりの投稿を紹介する予定です。
どうぞ、お楽しみに!
2015-01-07-WED