やさしく、たくましく、かっこよく、
バイタリティーに満ち、どこか、かわいらしい。
そんな
「ニッポンのじーちゃん&ばーちゃん」の姿が
今日も、全国から送られてきます。
笑っちゃう系と泣ける系、
両方いけるという意味では「コドモ」に匹敵。
まずは、こんなエピソードから。
祖父が、別の部屋にいる祖母を
「おばあちゃん」
「おばーちゃん」
「おばあちゃん!」と、
だんだん声を大きくして呼ぶのですが
たいてい祖母は
気づいていないのか、返事をしません。
痺れを切らした祖父が、とうとう
「みさこっ!」と、
大きな声で祖母の名前を呼ぶと
祖母は「はいはい」と返事をしながら
祖父の元へとやってきます。
孫としては
祖母は、確信犯なのではないかと
秘かに思っています。
(あやのん)
わたしのおばあちゃんは
畑にいるおじいちゃんを呼ぶときに
最初は「おとうさん!」と呼ぶのですが、
数回、呼んでも返事がないと
「ホウッ!」と高い声を出します。
(もま)
夫婦の呼び名って、ながく連れ添ううちに
変わっていくんでしょうね。
どちらも味わい深い投稿ですけど
とくに「ホウッ!」って、おもしろすぎる!
遠くのおじいさんにも伝わりやすく
おばあさんも
大きな声を出しやすいんでしょうか。
そして、
最終的に「ホウッ!」にたどり着くまでには
どのような変遷があったのか。
さてお次は、
じー&ばーの飛ばす「ギャグ」から、どうぞ。
私たち兄弟が子どものころ、
愛車のスーパーカブで出掛けていく祖父に
「どこいくのー?」と聞くと、
必ず手を振って
「ハワイ」と、答えていました。
夕飯どきには帰宅していたけど。
(あずさ)
おばあちゃんが「くも膜下」で倒れて、
お見舞いに行ったときの話。
最初は目を開けるのもたいへんそうだったのが
だんだんと回復して、
ごはんもゆっくり食べられるようになりました。
看護師さんが「はい、ナスですよ~」と
おばあちゃんの口にナスを入れると
喋るのも辛いはずなのに
「うめナッス~」(東北弁で美味しいねの意)と、
いきなりギャグを飛ばしたのです。
おばあちゃんの渾身の一撃に、一同爆笑。
残念ながらもうギャグは聞けなくなったけれど
最後までユーモアのある最高のおばあちゃんは、
みんなに愛されたひとでした。
(匿名さん)
おばあちゃんのイメージといえば
全体に丸くて、しわしわの手でさすってくれて
コタツでミカンをむいてくれる‥‥。
じーちゃんもやさしいけど、
やっぱり、ストレートに「やさしい」と言えば
「ばーちゃん」でしょうか。
そのような投稿を、ふたつほど。
学生時代、
下宿にお風呂がなく銭湯通いだった私。
夕方の銭湯は
おばあちゃんたちの社交場でした。
ある日、服を脱いでいたら突然、
知らないおばあちゃんが私に小銭を押し付けて
「マミー(乳酸菌飲料)飲み!」と言うのです。
びっくりして断ったのですが、
おばあちゃんがあんまりにも熱心に言うので、
もう一回服を着て、
いただいた小銭でマミーを買って飲みました。
それを見て、満足気なおばあちゃん。
私は「何だろうな?」と思いつつ
お風呂に入り、
再び服を着るときに気付きました。
ニットの脇が、派手に破れていたのです。
貧乏でかわいそう‥‥という
あのおばあちゃんの優しさだったんだなぁ。
(知らずに町を歩いてた)
うちの祖母は、
朝のワイドショーでやっている占いを
家族全員分チェックしています。
自分の運勢が1位になると
「おばあちゃんがついてるから
みんながんばれー!」と、
空に向かって言っているそうです。
(匿名さん)
その他にも
「その場面、東西南北!?」なおじいちゃん、
「その場面、ヒョウ柄!?」なおばあちゃん、
「その音‥‥何?」なおばあちゃん、などなど。
まとめて、どうぞ。
先日、眼科で検眼をしました。
隣には80歳くらいのおじいちゃん。
「まるのどちらがあいていますか?」
という検査士さんの質問に
おじいちゃんは元気よく指さしながら
「北っ!」「南っ!」「東っ!」
と「東西南北」で答えていました。
検査士さんは
笑いをこらえながらがんばっていました。
検査室がほんわかした雰囲気になったのは
おじいちゃんのおかげ。
(むぎはは)
結婚してはじめての法事。
緊張している私に、姑が
「堅苦しくないからー。大丈夫よー」と。
そう言われてもと身構えていると、
法事を取り仕切るおばあちゃんが、
ヒョウ柄の服で現れました。
「なーにぽかんとしてんだい!
行くよ!」
(匿名さん)
子どものころ、週末になると
おばあちゃん家で
従兄弟たちと遊んでいました。
やんちゃ揃いだった私たちの
イタズラが過ぎると、
おばあちゃんは
「ホンマにあんたらは!
いっぺんピー言わしたろか!」
って怒るんですけど‥‥。
おばあちゃん亡き今も
「ピーて何やろな?」と思い出しては
笑ってしまいます。
(ギャフンじゃないのね。)
孫やひ孫が、じいちゃんやばあちゃんを想う。
そんな投稿もよく来ます。
読むと、やっぱり、じんわりします。
うちのばあちゃん、94才。
大きな病気もなく、杖なしでトコトコ歩く
元気印のばあちゃんでしたが
先月怪我をしてしまい、
人生で初めて入院しました。
入院したら必要になりそうなものが
ひとそろい入ったボストンバッグを
何年も前から準備していたほど用意周到で、
すごいしっかり屋さんです。
大腿骨骨折だったのでけっこう大きな手術になり、
まわりのわたしたちも初めての経験で
状況にまったく慣れておらず、
全身麻酔から覚めるまで
とにかく心配で祈りながら待ちました。
そっと病室に入ってみると、ばあちゃんは、
入院グッズで持ってきた手鏡を手に、
自分の顔を覗き込んでいました。
ほっぺのあたりを確認しながらしきりに、
「ここんとこにあったシワが
無くなったみたい‥‥。
シミもいくぶん薄くなった気がする」
とすごいうれしそうに言ってました。
私は生まれて初めて
ばあちゃんを抱きしめたくなりましたが、
一瞬にして
恥ずかしさがこみ上げてこらえました。
明日、ついに退院します。
車椅子で在宅介護することにしたので、
また新しい人生のはじまりはじまり~!
(あおさのり)
夢って展開が無茶苦茶だよな、
人の夢の話を聞いててもおもしろいしなー、
という動機から
軽い気持ちで募集を始めた「今日の夢」ですが
くるわくるわ、日本各地から
おかしな物語がたくさん寄せられております。
また、大きな「ジャンル」として
「芸能人が出てきた」というものも多いです。
憧れのスターを「夢に出す」のは
庶民の特権(?)なのかもしれませんが
なかなか、
思ったとおりの展開にならないようで‥‥。
大晦日から元旦にかけて見た夢です。
テレビ番組で心理テストを受けていました。
司会者
「魚へんに
何か好きな漢字をつけてみてください」
私
「素直の『素』です」
司会者
「これは、あなたのパンティを表しています。
『素』ということは
あなた、ノーパンですね!」
新年も思いやられます。
(ぱた)
オットが突然「好きな人がいる」と衝撃告白。
紹介するというので、
「マジか!?」と思いながらついて行くと
一台の車が。
「こんにちは~」
ヨレッとした服を着たイケてない女子が、
憎めない感じで降りてくる。
「なぜ‥‥この子?」と思っていると
オットが悪びれるようすもなく
「彼女、
車の中でキュウリ育ててるんだよね」と。
見ると鉢に植わったキュウリのツルが、
車内をぐるりと一周している。
それを見た嫁のあたくし、
「完敗だ。勝てない」と悟り、
オットをキュウリ女に預けて
一点の悔いもなく別れを決意したところで
夢から覚めました。
(大西さん)
高校生のときのこと。
朝、母が私を起こそうとすると
「難しい」との返事。
「何が難しいの?」と聞いたら、
「火星人に
烏龍茶を説明するのが難しい」と。
(匿名さん)
どうやら偏頭痛が出たようで、
右側のおでこが痛くてさすっていると
キリンがやって来て
「こぶができて、
このままではラクダになりますけど、
どうします?」と言われた。
「うーん、ラクダになるのかぁ」と、
納得しがたく目が覚めた。
(まるりんこ)
中国の奥深い山で
何千人もの病人を治しているという高僧に
会いに行く夢を見た。
やっとの思いでたどり着き、高僧に会うと
おもむろに私の手を取り、
手のひらに何やら文字を書きはじめた。
「ありがたい。どんなお言葉だろう?」
ワクワクしながら覗き込むと、
赤い文字で、「なう」と書いてあった。
(ぢゅん)
上司から
関係先への照会文書を発送するよう言われた。
回答は「餃子でしてもらえ」とのこと。
「依頼文書、回答用の餃子と返信用封筒以外、
何か同封するものはありますか?」
と確認するワタシに、
「それでOK」と答える上司。
さっそく封入作業をはじめたところ、
発送先は「39箇所」なのに
回答用の餃子が「33個」しかない!
「餃子が足りないので買ってきます」
と上司に伝えたところで目が覚めた。
(青海駅)
うちの母が
「最近太ったのか、
パンツがきついんだよねー」と
就寝前に話をしていました。
翌朝、母が朝食中に
「夢で歌を歌っていたの。
ほら、男の歌手の曲で、
ずっとなんとかだったんだぜーっていう歌が
あるでしょう?
(のちに
斉藤和義さんの「ずっと好きだった」と判明)
そのメロディで
ずっときつかったんだぜー、
我慢しているんだぜー、
本当きつかったんだぜーって、
えんえんと歌ってたのよ。
夢で歌っちゃうくらいに
パンツきついんだわ。
1サイズ大きいの買わなきゃ」と、
真剣に話していました。
(しらたまあずき)
どの夢も、いい感じで、わけがわかりませんね。
みなさんも、おかしな夢を見たときは
ぜひ、当コーナーまでご一報ください。
経験上「他の誰かの夢とカブる」ってことは、
まず、ありませんので。
さて、ここからは
「芸能人のみなさん出演」ネタを一挙にどうぞ。
十年以上前の初夢です。
明石家さんまさんと一緒に、
肉まんを作りました。
私が具、さんまさんが皮の担当です。
さんまさんは粉をこねながら
ずーっと喋ってました。
そして肉まんが出来上がったとき、
さんまさんは
「ごめん、これだけやらして!」と
肉まんを胸に当てて「オッパイ♪」と言い、
カーッと引き笑いをしました。
目が覚めたとき、
私は疲れ果てていたのであります。
(花色木綿)
舞台は、お祖母ちゃんの家。
2階から姉が急いで降りてきて、
「どうしよう! トロールがいる!」と。
そんなわけあるかと2階に上がると
たしかに
ハリーポッターに出てきたトロールがいる。
「おいおい、どっから入ったよ!
床が抜ける!」
と1階でオロオロしていると、
トロールが降りてきた。
リビングに逃げる姉。
トロールとバッチリ目が合う私。
ダッシュで玄関から出て、
自転車に乗って逃げました。
しかし、トロールは
ものすごいスピードで追いかけてきます。
「どうやって倒そう。
ってか、トロールって
トロイからトロールじゃないのかよ!」
とか思っていると、後ろでトロールが
「待ってくれ! ちょっと待てや!」と。
「ワシや! 鶴瓶や!」
振り返ってよく見ると、本当に鶴瓶師匠。
何でこんな夢を見たのか、わかりません。
(匿名さん)
森三中の大島さんが、
ダイエットだと言いながら
食パン一斤くらいある巨大な厚揚げを
ナイフとフォークで
うれしそうに食べていました。
(匿名さん)
民家風の小料理屋のようなところで、
見知らぬ人々と、一人前の鍋焼きうどんを
分けあって食べていました。
そのようすを見守っている店員5人が全員、
地井武男さんでした。
亡くなられてから
半年後くらいのときに見た夢でした。
(あの方は蕎麦がお好きだったはず)
片桐はいりさんが
路上でケンカをしていました。
はいりさんはコテンパンに言い負かされ、
大泣きしています。
心配してどんどん人が集まってきました。
近所のおばちゃん、大家さん、
登校中の小学生、
ラジオ体操帰りのおじいちゃん。
見ると、みんな、はいりさんと同じ顔です!
恐れおののきながらよーく見ると、
ひとりだけ違う顔が。
斎藤洋介さんでした。
(匿名さん)
コーナー名は「係長」ですが
それこそ「肩書」にとらわれることなく、
社長・専務・部長・課長など
「部下から見た上司一般の生態」が、集まります。
でもやはり、「係長」が秀逸なのです。
なぜでしょう。
係長が醸し出す、部長クラスにはない、庶民性?
わかりませんが、どうぞ。
いつも、朝早くから夜遅くまで
みっちりはたらく係長が
「今日は
うちでドンジャラがあるので
帰ります」
と5時ダッシュしました。
ご家族の間で大流行中だそうです。
(まだ麻雀は教えてないらしい)
上司が電話で相づちを打っていた。
「はいはいはい、
はいはいはい、
はいはいはいはいはいはいはい」
三三七拍子になっていた。
(うっき~☆)
同じフロアだけど
少し離れた席に座っている係長。
「今メール送りました」
とはるばる席までに言いに来てくれます。
ときどき
「○○についてメールを送りましたので
ご検討ください」
と、内容まで言ってしまいます。
今日もまたメールのお知らせに
来てくれるのかしら?
(ぺーぺー)
一説に、日本の苗字の総数は「30万」とも
言われているようですね。
「えー、そんなのもあるんだ!」という
苗字自体のめずらしさだけでなく
その人の周囲で起きることとの組み合わせが
深い味わいを醸し出すことも。
また、苗字はたいしてめずらしくなくても
「下の名前」や「隣の家」などとの合わせ技で
「一本!」となることも。
うちの会社には
「法華津(ほけつ)さん」がいます。
法華津さんに電話をするときは
いつも上司から
「レギュラーさんに電話して!」
と言われています。
(上司は同期らしい)
以前、パートで勤務していた職場には、
「熊さん」と「八木さん」がいました。
「クマとヤギは、ただいま会議中です」
という声に
何度か、心がなごんだ覚えがあります。
(議題はなに?)
うちの実家は「飴」という苗字です。
右隣は「屋台」さん。
左隣は「作り」さん。
左隣さんが引っ越したら
なんど「細工」さんが越してきました。
(おお~~~七不思議!)
まさか、その組み合わせ!
名字が「ねづ」さん、
名前は「みね子」さん。
「ねづ、みねこ」さん。
「ねずみ、ねこ」さん!
むかし近所に住んでいて、
ときどき保育園のお手伝いに来ていた、
やさしいおばさんだったなぁ。
ねこを飼っていたなぁ。
(匿名さん)
今度、部下として配属された
新人の「郷右近(ごうこん)」さんは
「お見合い」で結婚したそうです。
(ヒャクパー)
小学校に勤務しています。
うちのクラスに
「さかい」さんが5人いるのですが、
「坂井」
「酒井」
「堺」
「左海」
「榮居」と、
みんな漢字がバラバラです。
(区別するのが大変‥‥)
それを知ったときの衝撃や驚きが
はからずも、メール文面に、にじんでしまう。
家族や友人などに指摘され
自分だけが知らなかった、はじめて知る事実。
「さっきはじめて知ったんですけど!」
みたいな、
ホヤホヤな感じで送られてくる投稿も多い。
「暖かい」の漢字を
「日へん」ではなく
「目へん」だと思っていました。
50代になるまでずっと、
何の迷いもなく
「目」と書いてきた気がします。
「そこ、一本多い‥‥」
と、ベネズエラ人に指摘されて
はじめて気づきました。
(にほん人)
エレベータの上下ボタン。
ずっと私は、エレベーターを
「こっちに来い! 来い!」と押すものだと、
思っていました。
つまり、私が5階にいるときに
エレベーターが2階に止まっているとします。
私は1階に降りたい。
そこで「エレベーターよ、上に来い! 来い!」
と「上」ボタンを押していたのです。
中に入って「1」を押すと
なんかドアが閉まったり開いたりしますが、
エレベーターってそんなもんなんだろうと
思ってました。
そうやって20数年間、生きてきました。
結婚してはじめて
「おまえ、なんか勘違いしてねぇ?」と。
(あ~友よ、なぜ教えてくれなかった?)
日常生活で遭遇した
さまざまな「ファインプレー」報告が届きます。
ただし、
「草野球の練習試合で
ショートが
難しいゴロをファインプレーしていました」
という報告は、当然ですが来ません。
ちなみに「小ネタ劇場」のクマのイラストは
すべて「ほぼ日」スガノが描いていますが
この「ファインプレー」のイラストを見て
「クマがドーナツを持って踊っている」
と思い込み、ある日突然
「クマがグローブでナイスキャッチしている」
姿だと気付き、その驚きを
「はじめて知った!」に投稿してくる人、多し。
地下鉄に乗って座ったら、
向かいの男性が
ルービックキューブをしていました。
慣れた手つきで動きに迷いがなく、
見とれてしまいました。
わたしの降車駅のひとつ前の時点で、
だいぶ完成に近づいたなと思いましたが、
駅名のアナウンスがかかり、
電車が駅ホームに入り、
ドアが開いたまさにその瞬間、完成!
ずっと見つめていたことに
気づいていた(であろう)男性は、
こちら見てニヤリと笑い、
わたしは小さく音のない拍手をして
電車を降りました。
去年の冬、
韓国の地下鉄の中でのできことでした。
(匿名さん)
小学3年生の娘といっしょに
スーパーへ行きました。
大好きな
マンゴー入り野菜ジュースを見つけた娘、
「これ買って」と、1本持ってきました。
主婦として、
娘に買物道を伝授するよい機会だと思い、
「日付の新しいの持ってきた?
古いのはだめよ」
と、上から目線で言ったところ、
「いちばん古いのが
いちばんたくさん残ってたら、
ムダになっちゃうでしょ?
あたしなら、
あと7日あれば絶対飲みきるもん」
と返されました。
おっしゃるとおりです。
母は、しばらく座禅でも組んで反省します。
(やさいせいかつ)
仕事帰りに
帰り支度が済まずモタモタしていたら、
同僚が「早く~!」とジャレかかって
お尻をパシリと叩いてきた。
冗談で
「もぉ~、叩いたから割れたじゃない!」
と返したら、
経理のお局様がすかさず
「あら!
穴まで空いたじゃない!」
と連携プレー。
平成生まれの同僚は
「ついていけない!」と顔を真っ赤にして
恥ずかしがってました。
(明るい下ネタ推進委員会副委員長)
さてここから先は
その他のネタを、ずらずらっとご紹介します。
ご家庭の中だけで
もう何十年も適用されてきた「おかしなルール」、
日本全国の「佐藤さん」の生態報告、
当事者と、われわれ読む側との
激しい温度差を感じる
「こんな理由で大げんか」など、どれも傑作。
さあ、どうぞ。
いつからか、
家族から「の」と呼ばれるようになりました。
本当の名前は3文字なのですが
家では父や兄から「おい、の!」と、
スーパーでは母に「のさ~ん!」と呼ばれます。
おかげさまで、実家に電話するときは
「もしもし? ので~す」
かかってきたら、
「はいはい、のですよ」と。
毎度ダンナに
「それでいいのか?」と問われますが、
「の」の字で早20数年。
意外と気に入っています。
(私より俺より短い「の」)
我が社には、佐藤さんが2人います。
男性の佐藤さん、女性の佐藤さん。
通常ならば性別で呼び分けると思うのですが、
女性の佐藤さんは
見た目が大変ボーイッシュかつ、
男性用の衣服を着用しているため
区別が付きにくいのです。
ならばと下の名前で呼ぶと、
女性の佐藤さんは、
「目下のものが上司を名前で呼ぶとは
けしからん!」と、
大層な剣幕で怒ります。
そこで、女性の佐藤さんが大好きな
セキセイインコからヒントを得て
「ピーちゃん!」と呼んだところ、ご満悦。
さらには「インコ!」と呼んでも
機嫌良くお返事してくれるのです!
ピントがずれまくりのインコ佐藤。
社内外にいつも嵐を巻き起こしてくれるけど、
本当は小鳥を愛するナイスな女性だと信じ、
これからも、よろしくお願いします。
(インコ部長P)
海水浴場の近くに住んでいます。
先日、わが家の前の道を、
夫婦が口論しながら通り過ぎて行きました。
「あんた!
海の家でお金いくら使ってんの!」
「おれの稼いだ金だから関係ねえ!」
いったい海の家でいくら使ったのか。
(ゴマ夫)
ジムの更衣室で、
たまたま隣同士で着替えていた
お風呂あがりのおばあちゃん(80代?)と
おばちゃん(60代?)。
二人は面識がないようすだったが
おばあちゃんが
「ちょっと!
背中に湿布はってんか。
真ん中に縦に2枚な」
とおばちゃんに話しかけている。
するとおばちゃんが
「貸してみ。
お父ちゃんの背中に
何年はってる思ってんねん。
プロやで。
はり賃1万円もらうで!」
と返していました。
面識のない人でもフレンドリーに
湿布はりをお願いするおばあちゃんに、
けっこうびっくりなお願いに対してもす
かさずつっこむおばちゃん‥‥。
(ぱた)
これにて「小ネタ劇場AWARD 2014」を、
おしまいにします。
今回、はじめてやってみた総集編ですけど
どうでしょう、
楽しんでいただけたなら、うれしいです。
評判が良かったら、来年もやろうと思います。
最後に。
いま、小ネタ劇場では「31」のカテゴリーで
投稿を募集しているのですが
年間を通じて、
ほとんど更新されないカテゴリーもあります。
その筆頭が「わ! なんか踏んだ!」です。
昨年も、2回しか更新がありませんでした。
これは、投稿の数自体が少ないことプラス、
それでも
チラホラ投稿の来る「梅雨時」に
「ナメクジを踏んだ」ばかりになる‥‥
というのがその理由です。
みなさん、そんなに、ナメクジを‥‥。
でも、過去には
個人的に「自転車3連発」と密かに呼んでいる
印象深い作品も生み出している、
「ぽてんしゃる」の高いカテゴリーなんです。
みなさん、おかしなものを踏んだときには、
ぜひ「わ! なんか踏んだ!」にご一報を!
お待ちしています。
ある日、自転車をこいでました。
すると、前方に大きな葉っぱを発見。
いい具合に乾燥してて、
踏んだらいい音がしそう!
迷わず葉っぱめがけて前進。
あと数メートルで踏むぞ!
と葉っぱの位置を再確認すると、
それは、葉っぱではなく、
生のするめいかだった。
「踏んだらこける! あぶない!」と、
瞬時に進路変更。
危うく生イカを踏むところでした。
本当です。
(のりのり)
2007-04-04-WED
小学生のころ、
自転車でそろばん塾に行く途中のことです。
秋だったので
枯れ葉が道に落ちていて、
タイヤで踏むと「クシャッ」と
いい音がするので
必死になって、ジグザグ走行で
踏みまくってました。
お、大きい落ち葉があるぞー!
と思って、めがけて走って近づくと
寸前で気づきました。
犬のう◯こだー!!!
間に合いませんでした‥‥。
(もりもりこ)
2007-04-11-WED
今でも忘れられないのは、
高校生のときのある朝。
遅刻だぁーっっと、
もの凄い勢いで
自転車をこいでいると、
前方左手のほうから
白い犬が
やはりもの凄い勢いで
走ってくるじゃありませんか。
でも必死でこいでいた自
転車の勢いは
そうは止まるものじゃないし
ここでブレーキをかけたら
絶対バスに間に合わない。
犬も自転車のことは気にもせず、
必死に走ってくる。
どちらも譲らず、
はっと気がついたら
私は自転車で
犬の上を乗り越えてしまったのです!
わ、犬をふんじゃった!
とさすがに自転車を止めて振り返ると、
その犬はあっという間に起き上がり
さっきと同じくらいの勢いで
走り去っていきました。
(お寝坊)
2007-04-07-SAT
2015-01-08-THU