冷え込んだエッチング部屋。 ニードルで線を刻み込む銅板の 底光りに吸い込まれながらも、 ますますヒカリのイメージを追い求めている。
間もなく2007年も暮れる。 2008年が明けるなり、 トラックの荷台に作った二メートルのキューブの <空気のレンズ>で取り込んだヒカリの痕跡を、 一メートルの銅板に線刻していく。
年内は少し小さめの銅板で、 摩擦係数の新しい感触を確かめながらの スパーリングの日々だ。
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2007-12-28-FRI