21世紀の
向田邦子をつくろう。

■「久世塾おぼゑがき」19号
 私が影響を受けたドラマ


明日からはゴールデンウィーク後半の始まり。
もしかしたら昨日・今日と
お休みしている方もいらっしゃるでしょう。
と、いうことは9連休ですか?
は~、なんてこったい……。
こっちは薄暗い部屋の片隅で、
Macを前にカタカタとキーを叩いてるっていうのに……。

いやいや、愚痴は言うまい。
『久世塾』が無事にスタートするまで、
僕たちに明日はない! いや、“休み”はない! だった。


さてその『久世塾』ですが、
おかげさまで毎日たくさんの方からの
受講申し込みメールをいただいております。
お申し込みのメールをいただきますと、
事務局より受付けナンバーを割り当てた
仮受付けメールを配信します。
その後、必要書類と課題作文を
郵送していただくのですが、
その作文がなかなかの力作揃い。
課題は「私が影響を受けたドラマ」。
これが皆さん、影響を受けたドラマというのが
世代ごとに見事に分かれています。

全体的には久世色を反映してか
ホームドラマが一番多いのですが、
比較的若い人はラブストーリー、
それよりやや上の人には青春ドラマ。
そしてもうちょっと上の世代の方々は
ホームドラマをあげられています。
こうやってみてみると、
やはりその人の青春時代に流行ったジャンルのドラマが、
もっとも影響を与えているようです。

ちなみに昭和43年生まれの僕が
もっとも影響を受けたのが青春ドラマ。
「~青春」シリーズから
「ゆうひが丘の総理大臣」に至るまでの
中村雅俊先生モノや
「3年B組金八先生」(今は亡き沖田ヒロくんや
川上麻衣子の出ていたバージョン)、
もうちょっと大きくなってから見た
「ふぞろいの林檎たち」(これは断然パート1)など、
今思い出してもグッときてしまいます。

実際「金八先生」を見ていたときは、
将来は学校の先生になろうかな、
と本気で考えましたし、
「ふぞろいの林檎たち」を見ていたときは、
大学に入ったら絶対「ワンゲル同好会」を作ろう!
と思っていました(もっとも「俺たちは天使だ!」を
見た時は“探偵もええなぁ”と
思ったりもしてましたが……)。

しかし結局は教師にもならなかったし、
ワンゲル部も作りませんでした
(探偵にはこの先なるかもしれませんが……)。
と、いうことは、あんまり強い影響ではなかったのか?

でも描かれていた内容ではなく
“ドラマ”自体から受けた影響が、
今の仕事に結びついているのかもしれません。
『久世塾』では現在も第一期生申込み受付中。
いろんなドラマに影響を受けた
あなたからのお申し込みメール、
お待ちいたしております。

それでは。

文責 さとう

★久世塾正式サイトへのアクセスは
 http://www.kanox.co.jp/へ。

2000-05-02-TUE

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