■「久世塾おぼゑがき」31号
あなたの好きな脚本家は?
「あなたの好きな脚本家を教えてください」
これはいま、『久世塾』本講座に
お申し込みいただいた方全員にお聞きしている質問です。
もともとこの質問は、まだ『久世塾』の準備段階の時に、
実際に講師として教えていただく脚本家の方々から、
「申し込み時に聞いてほしい」と
言われて出てきた質問です。
「なぜこんなことを聞くのですか?」と、
お申し込みいただいた方からご質問をいただきましたので、
この場をお借りしてお答えいたします。
まだお申し込み受付中なのでハッキリとはいえませんが、
『久世塾』本講座では、
1クラス20〜30人程度の少人数クラスを編成して
講義を進めていく予定にしています。
受講生の中には、
「私は恋愛ドラマを書きたい」という人や
「僕はサスペンスに興味がある」という人、
「いや私は時代劇を書くんだ」と思っている人など、
様々な志向の方がいらっしゃることでしょう。
もちろん
「ジャンルを問わず何でも書けるようになりたい!」
という方も多いとは思うのですが、
とにかく教える側に立った場合、
ある程度志向の近い人同士が同じクラスにいる方が
講義を進めやすいとのことでした。
そこでお申し込み時に上のような質問をし、
クラス分けする際の
ひとつの目安にしようと考えた訳です。
同時にお聞きしている
「好きなドラマ(映画)を3本書いてください」
という質問も、同様の意図で行っています。
もちろんお名前の上がってきた脚本家の皆さんも、
それぞれ様々なジャンルの
ホンをお書きになっているので、
一概に「この脚本家が好きということは
恋愛モノを書きたいんだな」とは決めかねるのですが、
講師の先生方曰く、
これらの質問で「ある程度は分かる」とのことでした。
ですので、「やはり『久世塾』なので
向田邦子さんを挙げておこう」とか、
「特別講師に来るあの人の名前を
書いた方がいいんだろうな」などという
お気遣いは無用です。
むしろあなたが本当に
「この人のようなホンを書きたい」と思っている
脚本家のお名前を書いていただいた方が、
クラス分けの参考になり助かります。
ちなみに僕が好きな脚本家は
「I・A・L・ダイアモンド」と
「ローレンス・キャスダン」。
日本人では……ちょっと気を遣うので、
ここでは書かないでおきます。
それでは。
文責 さとう
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