■「久世塾おぼゑがき」36号
「久世塾」とは無関係ながら…
毎年この季節になるとアレが始まります。
毎年コレを見るたびに不愉快になります。
「何でこんなものをテレビで流すんや?」と怒り、
「ほんまにこんなんでええと思ってんのか?」と呆れ、
挙げ句の果てには「これは何かの嫌がらせか?」と
疑心暗鬼にさえなります。
毎年々々懲りもせず、
毎日平和にテレビを見つめる僕らを怒らせ、
呆れさせ、疑わせるモノ。
ソレが今年もついに始まりました。
そうです。
殺虫剤の季節がやってきたのです。
皆さんも殺虫剤のCMを見ていて、
ふと疑問に感じたことはありませんか?
「なんであんなにリアルに作る必要があるんだ!」と。
そりゃ確かに本物のゴキブリが出てきて、
シューッとかけられてバタッとやられちゃえば、
「ん!これは効くな !!」と思ったりもしますが、
何も本物を出さなくてもいいじゃないですか。
いくら殺虫剤の威力が凄くても、
画面の中でモゾモゾ蠢くキャツらを見た日にゃもうダメ。
それがたまたま食事時なんかにあたったらさらに最悪。
せっかくの楽しい・おいしいひとときが、
一気にげんなりとした時間へと変わってしまいます。
あぁ、書いているだけでも
だんだん気分が悪くなっていく……。
そもそも殺虫剤メーカーさんは
どう思っておられるのでしょうか?
確か昨年もある新聞に、「殺虫剤のCMは不愉快」という
コラムが載っていましたが、
それを作り手側はどう受け止めたのでしょうか?
そのへんのところぜひ聞いてみたいものです。
こんな風に思うのは、僕が人一倍“虫嫌い”だから?
それとも皆さんも心の中では
同じように感じているんでしょうか?
今回はまったく「久世塾」とは関係なくてスミマセン。
実は全然違うネタ(もちろん『久世塾』絡み)を
用意していたんですが、たまたま昨日、
食事時にその手のCMを見てしまったので、
どこにもぶつけようのないこの怒りを、
思わず「ほぼ日」にぶつけちゃいました。
ごめんなさい。
それでは。
文責 さとう
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