21世紀の
向田邦子をつくろう。

■「久世塾おぼゑがき」43号
 予想外を予測する

もう何回も書いていますが、
「久世塾」本講座開講もいよいよ間近に迫ってきました。
なぜ何回も書いてしまうのかというと、
ここ数日心の中で「まだ始まらんのかいな」
という思いがふつふつと湧いてきているからです。

普段忙しいときには時間や日にちのたつのが
とても早く感じられるのですが、
不思議なことに今月は、いつもよりゆっくりと
時が流れているような気がします。
もちろん「久世塾」の開講準備その他もろもろで
忙しいのは間違いないのですが、
いつもならアッという間の一週間が、
「あれっ、まだ水曜日?」みたいな感じです。

僕は普段イベント関係の仕事もしているのですが、
その準備段階でいつも
「始まっちゃえば楽になるのに……」と思います。

本番では決してトラブルのないように、
万全の態勢を整えるため
準備段階であれやこれやと走り回り、
さぁこれで大丈夫!となるのですが、
結局は当日に何かしら
予想外の事態が起こるものなのです。

それでも当日現場で何とかなってしまうから
イベントって不思議です。
もちろん後で考えると、
事前の準備を怠ったからこんなことになったんだ、
という話になるのですが、
でも結局予想できなかった事態なので、
事前の準備も不可能だったということになりますよね。

そんなことが続くと、
「どうせ予測不可能なことが起こるんだから、
 ある程度ぶっつけでやるしかない」なんていう
少々楽観的すぎる気持ちになって、
開き直ってしまいます(そんな調子で今までに
ご迷惑をお掛けした人は数知れず……スミマセン)。

でも本当は、
トラブルなくスムーズに進行できてこそプロ。
あと10日間、
「これは予測できなかった!」なんてことがないよう、
事務局一同気を引き締めて準備にあたります。

それでは。

あっそうそう、
おかげさまで今日も一応さとうが書いています。
センセイへの質問は26日より受け付けますので、
皆さんよろしく。

もう一度、それでは。

文責 さとう

★久世塾正式サイトへのアクセスは
 http://www.kanox.co.jp/へ。

2000-06-22-THU

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