そもそも、ほぼ日ドラマってなーに?
<おれっちの脚本をほぼ日で公開してるよ>
と劇団からのエレクトリックなDMに載せて配信。
さっそく問い合わせの電話がかかってきました。
電話「もしもーし。ほぼ日ってなーに?」
岡本「あなたはだーれ?」
電話「田中だけど。タナカらボタ餅の、田中」
岡本「あ、田中か。ほぼ日ってのは、インターネット上の
新聞みたいなもんで云々‥‥だよ」
田中「なーるほどぉ。で、ほぼ日ドラマってなーに?
新聞でドラマってことは、テレビ欄?」
岡本「なに言ってんだお前? ネットって動画を流せるだろ、
それでドラマを流すんだよ」
田中「『ヒーロー』とか?」
岡本「おーい。俺が書いた脚本のドラマだっちゅうに」
田中「なんで?」
岡本「だから、久世塾ってのがあって、
そこで糸井賞ってのをもらって云々‥‥だな」
田中「なーるほど。イトイって逆から読んでもイトイだね」
岡本「ぜんっぜん関係ないね。で、元々1時間ものだった
脚本を『1101秒』にまとめ直して、流すわけよ」
田中「丸井がスポンサーなの?」
岡本「違うよ! それ『0101』だろ?」
田中「0とか1とか、デジタルな感じでやだなあ」
岡本「関係ないから。まあネットはデジタルだけどさぁ」
田中「あ、テレビドラマみたいなのをネットで流すんだ」
岡本「どういう脈略で理解したんだ?」
田中「あちきは楽しみぢゃよ」
岡本「キャラ変えるなよ。んじゃ、またな」
田中「‥‥読んだよ」
岡本「‥‥何を?」
田中「ほぼ日に載ってる君のドラマ脚本」
岡本「初めから分かってんじゃん! この電話はなんだ?」
田中「あんな長いのを1101秒で流すんでしょ、早送り?」
岡本「だーかーらー、脚本書き直したって」
田中「いつやんの?」
岡本「2月14日から3月14日までの1ヶ月」
田中「すげー。連ドラだ。あれ?1日分が36秒しかないよ」
岡本「計算早いな。でも違う。全部同じのが流れるの、
1101秒まとめて。逆に期間中ならいつでも見れる」
田中「映画みたいだ」
岡本「上映時刻もない。スゴイだろ」
田中「スゴイのかな」
岡本「れ、冷静だな‥‥」
田中「誰が出るの?」
岡本「今ちょうどそれを決めてるところ。まだ秘密」
田中「二人だけの秘密だね」
岡本「みんなに秘密なんだけど」
田中「君だけが知らないってこともありえる」
岡本「意味分かんないよ」
田中「内容はあんな感じなの? 長い脚本の」
岡本「大筋ではね。でも結論は違うし、登場人物も違う」
田中「田中が鈴木になってたりするんだ」
岡本「それに意味があるのか?」
鈴木「こんにちわ」
岡本「誰だあんた!?」
鈴木「鈴木です」
岡本「おーい! これ電話だよな? なんで3人いるんだ?」
鈴木「おちまーす (^^)/~」
岡本「落ちるな! これはチャットだったのか?
なんだそのフェイスマークはーっ!」
田中「じゃあ俺も。ほぼ日ドラマの説明、ありがとね」
岡本「え?」
田中「おちま〜す (^^)/~」
岡本「お、おいっ!」
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岡本「‥‥」
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