「いいものリレー」のトップバッター、
写真家の長野陽一さんがえらんだ2つめのアイテムは、
シンプルな壁かけ時計です。
一見なんの変哲もないデザインですが、
具体的にどのへんがいいのか、
さっそく語っていただきましょう。
アルネ・ヤコブセンは、デンマークの建築家兼デザイナーで
今日の北欧デザインの原型をつくりあげた人物です。
彼がデザインした建物や家具は、
今でも世界中で見かけることができます。
この時計のベースは、短期間で製造を終え、
「幻のテーブルクロック」といわれた置き時計。
1943年、シンプルなアラビア数字で復刻されると、
誰が見てもひと目で時間がわかる機能性が評価され、
デンマークの鉄道駅で使う時計のデザインとして
採用されました。
その後この時計は、デザイン大国といわれるデンマークで、
国民から愛される道具として広まっていきました。
「STATION」という名前は、それに由来しています。
ストレスなく、瞬時に時間がわかることは、
この時計の最大の機能であり、魅力です。
どんなインテリアにもなじむデザインは、
さりげなく、洗練された雰囲気をつくってくれます。
160mmは書斎など、ややコンパクトな空間におすすめ。
210mmはリビングなどにもなじみやすいサイズです。
商品名:
アルネ・ヤコブセンの掛け時計(station)
販売元:
コペンハーゲンデザイングループジャパン株式会社
素材:
ムーブメント 日本製クォーツ
ケース素材 アルミニウム
ケースバック素材 アルミニウム
中国製
動力:
単三乾電池1本にて稼動
付属品:
正規保証書/専用ケース/単三乾電池1本
保証期間:
1年間
サイズ:
160mm 直径160mm × 厚さ45.5mm
210mm 直径210mm × 厚さ51.5mm
重量:
160mm 227g
210mm 441g