あの龍は、落ちないように
ポーンと、たてているだけ。
まぁ、あとで直した人たちの手抜きやなぁ。
もう、今となってはあれはハズせないけど。
俺だったら、
トーテムポールみたいなものがなくても
持つように、一生懸命考えるけど。
これは慶長時代の修理やが、
簡単に、安くなおすことを
考えたのかもしれないんや。
先人のつくったものの
価値のわからなくなる時代が、
きていたということなんですね。
(次回につづきます)
2005-08-14-SUN
Text : Shunsuke Kimura Photo : Yasuo Yamaguchi ++ All Rights Reserved by Hobo Nikkan Itoi Shinbun 2005