その1050 (2006-12-30)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


昼ご飯を食べていた時のことです。朝焼いた卵焼きを冷蔵庫から出して食べるつもりでいたのですが、冷たいままだったので、「温めたほうがおいしいよなあ」と思いながら、熱いお茶を飲みました。そして、次の瞬間、湯飲みのなかに卵焼きをいれていました。(温かくはなりました)


ラーメンが好きでよく食べるのですがたまにざるそばとか冷やし中華でも無意識に「フーフー」してしまうことがあります。この間もひとりの時、「フー」で気がついたので、そこで止めて、「今のはため息」みたいな流れでごまかしました。(悲しい感じになってしまいました)


1年中、冷蔵庫に麦茶を欠かしません。そのときも、麦茶を煮出すためにヤカンにお湯を沸かしました。流し台の洗い桶に水を張り、ヤカンを漬けて荒熱を取り、麦茶ポットへ注ぐと‥‥。「ん?色が薄いなあ‥‥いや、むしろ水だ!」麦茶のパックを入れてませんでした。無言でもう一度、ヤカンを火にかけました。(ガスの無駄遣い)


先日、ファーストフード店でアイスコーヒーを頼んで、お店の人に「ストローを差してしまってもよろしいですか?」と聞かれ、お願いしますと答えたら、ストローの紙パッケージを取らずにそのまま、コーヒーに差されてしまいました。唖然として、コーヒーの中でぶわぶわする紙パッケージをしばらく無言で眺めました。(snowy)


病院で働いているのですが、そこの外科の先生は次の患者さんを呼ぶとき、ときどき診察室の中からノックをしてしまいます。「またやっちゃった〜」と笑う先生は少しかわいいです。(せいちゃん)


お弁当の準備をしようと台所に入ったら、「太い輪ゴムが切れたもの」を見つけました。ためらうことなく拾い上げたら、それは、ミミズでした。(朝から絶叫)


我が家の一番大きなナベで豚汁を作っていました。味見をすると何か足りない‥‥。粉末の和風だしを入れようとしたら、ビンに残りわずかだったので、詰め替え用の袋を出し、いっきにザア〜とビンに入れたつもりが、手はナベの上!固まったままのまつがい主婦が台所にひとりたたずむ‥‥。(今は二人暮らしの小鍋)


子どもを送り迎えするとき、うち子の保育園では「園庭」を通ります。そこは舗装されていないので、雨が降るとぐっちょんぐっちょん。それで保育園側は気を遣ってプラスチック製のスノコを何枚か敷いてくれます。ところがある日、そのスノコの隙間に左のヒールががっちりと刺さり、あわてて抜こうとじたばたしていたら右のヒールもずっぽりと刺さりました。小さく「うぉーっ!」と叫びながら両手を円を描くように大きく振り回して、私はなんとかバランスを保ったのでした。(でんたろう)


夕べのことです。夜中にふと目が覚めると、遠く、どこかで人の声が。こんな夜中に変だな〜と耳をそばだてると、「おうおうおうおうおう、おらおらおらおら」と、かすかに聞こえてくる。酔っ払いか、喧嘩か?と思って、もっとよく聞こうと窓際に寄ってみると、どうもそちら側ではないらしい。よくよく聞くと、声は風呂場のある北側の方から。で、風呂場のドアを開けると‥‥消し忘れた換気扇が、リズミカルにオウオウオウオウオウとうなってました。(眠りをさますカンキセン)


米袋の米を半分程使って突然気づきました。無洗米じゃなかったんだ‥‥!(誰一人食べて気付く者なし)

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