その1067 (2007-01-16)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


この間、ピラティスの教室に申し込みをしました。電話で、「お名前お願いします」といわれ、「○○恭子です」「どう書きますか?」「えーっと、叶恭子の『恭子』です」と無事にお伝えできたはずだったのですが‥‥後日届いた、教室案内のはがきの宛名には「○○叶子様」と。(深田恭子にしてた事もあった)


娘の名前は「萌美」といいます。よくあるまつがいでは下の部分が月二つになります。しかし、とある総合病院で頂いた薬の袋は「崩美」となっていました。女子の名前として美が崩れるのはどうかと思いますが、薬はちゃんと効きました。(ちゃど)


中学生だった時の話。私の留守中にあまり知らないクラスメートから電話があり、母が伝えてくれたのはいいけど、「あの〜、なんていう名前の子やったかな〜?あめ‥‥、あべ‥‥、アヴェ・マリアさん!」そんな賛美歌みたいな名前の人はいません。「あめもりさん」でした。(おぎ)


私の名前は「カモノ」といいます。特別カツゼツが悪いわけでもないのだけれど特に電話では一度で正しく聞き取られた事がなく、よく「カマノさん」「クマノさん」と間違われます。高校時代の友人の家にかけた時は、電話に出たお婆ちゃんが「ケモノさんから電話ー!」と。‥‥うん、そうも聞こえるのかも‥‥ね‥‥。(か・も・の・で・すー!)


先日友人から聞いた話です。電話に出たら取り次ぎを頼まれたのですが、相手の用のある人が電話に出られる状況じゃなかったらしく、伝言を残す事になったそうです。友人「お名前は」相手「にしだまりです」友人「わかりました、西田まりさんですね(おかしいなぁ、男の人なのになぁ)」相手「違う、西溜(にしだまり)!名字!」電話を切ってから周囲の人に思いきり笑われたそうです。(さるさる)


知り合いに「草鹿さん」という人がいますが、他の人に漢字を説明するとき、まつがって「草鹿さんって、馬に鹿って書くんだよね」と言ってしまいました。「草に鹿」なのに‥‥。(ロバ)


友人に子どもが産まれた時のこと。当時、ちょうど木村拓哉さんにもお子さんが生まれ「心美(ここみ)」ちゃん、という名前が話題になっていました。友人の子は男の子だったので「心太(ここた)くんっていうのはどう?と提案したのですが、「それ『ところてん』じゃん」と突っ込まれ却下に。日本語って奥が深い‥‥。(アヤヘイ)


芳賀(ハガ)さんなのに急いで「バカ」とサインしてしまった方がいましたが、先日職場で店長が「誰だよ!サイン欄に『クソ』って書いたヤツ‥‥」と言うのでその伝票を覗きこむと、私の字でした。クソじゃなくて、苗字の上部分の「栗」を「クリ」って書いたんですぅ‥‥いやでもどう見ても「クソ」だよな‥‥。(クリ。)


ラーメン屋でレジを打っている店員さんの名札を見ると、「ハネ」と書いてありました。きれいな名前だなぁと思っていたのに、正面から見たら「八木」でした。(メェ)


30年以上前の8歳の頃、親の転勤でロンドンに住んでました。ある日の学校の帰り道、見知らぬ子供たち数人に囲まれました。当時は日本人なんて珍しかったんです。怖い!どうしよう!と足ガクガクの私に、かまわず英語で話しかけてきます。そのやり取りを翻訳すると‥‥。子供「名前は?」私「お、おか〜さん‥‥」子供「いいから名前は?」私「お、おか〜さ〜ん!」子供「『お母さん』じゃなくて、あんたの名前は?」私「私の名前は『おか〜さん』よ!」そうです。私の名前は「MAMI」なんです。子供たちのビックリした顔ったら!結構好きな思い出です。(麻美)

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