その1068 (2007-01-17)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


この間のテストでのまつがいです。美術の時間、「ミケランジェロ」と書くところを私はなんの迷いもなく「モヘンジョダロ」と‥‥。(きっとダビデはモヘンジョダロ出身)


高校1年生の時のことです。世界史のテスト前、友達が「ポチョムキン号の反乱」のことを「キチョムポン号の反乱」と言いました。声に出して読むと、「ポン」あたりがなんとも脱力な感じです。(Aya)


シューベルトの『ます』を、『サケ』と答えている方がいらっしゃいましたが、私の後輩は『サバ』と言ったことがあります。(オーケストラで楽器やってる身なんだけどなぁ‥‥)


私は国語の教員をしています。先日のテストでの、四字熟語を完成させる問題です。「問題:『一日千□』□に入る言葉を答えなさい」非常に達筆な字で、解答欄には「円」とありました。時給としてなら、結構いいほうなんじゃないかと。(正解は一日千秋)


知り合いのYさんは、中学校のときのテストで「島崎藤村」をなぜか「ふじむらとうそん」と思い込み、解答欄に書いたら「藤村藤村」になってしまった。さんざん悩んだ挙句「あ!そうか!」と思いついて書き直した答えが「ふじむら藤村」だったそうです。(永)


高校の頃、世界史のテストで、あるロシア人の名を問う設問が出ました。まったくわからなかった僕はてきとーに「マレンコフ」とロシア人ぽい名前を書きました。テストを返されて、前の席の友人の回答を見ると「マレンコフ」。なんと、まったく同じてきとーなロシア人の名前を書いていたのです。まつがってるうえに関連性のない謎のロシア人‥‥さぞかし先生にカンニングを疑われたことでしょう。(日本人)


私の先輩のことなのですが、「公社から民間に払い下げられた会社を三つローマ字の略称で答えよ」という問題に「MITHUI・MITSUBISHI・SUMITOMO」と書いたそうです。ちなみに正解は「NTT、JR、JT」中1のテストでこの珍解答は、ある意味すごいと思います。(糸里)


うちの会社でも入社試験があり作文の課題が出ました。「高齢化社会」「若年犯罪」「個人情報」などいくつかのお題からテーマを選んで書くというものでしたが、D君の作文には彼が生まれてから現在に至る人生の記録というべき内容が書いてありました。ええと‥‥、「個人情報」というのはD君の個人情報ではなくて、個人情報の漏洩や保護に関してどう考えているかを書いてもらいたかったのですけど、こんな濃い内容の解答をいったいどう判断すれば‥‥?(PRON)


中学生の時、国語の授業で日本の行事の話題になりました。先生は黒板に「正月」とか「七夕」とか書きながら、「日本の行事、ほかに何かないか?」と私たちに問い掛けました。すると学年でトップクラスの男子が自信満々に手を挙げ、キッパリと言いました。「こいのぼり!」‥‥それは行事じゃないような。(五月五日は子供の日)

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