その1074 (2007-01-23)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


うちの母は宮崎アニメの大ファンで、新作アニメも気になっているようでした。「今回は息子が作ったんだってねぇ。あの、ほら、『ゲド作戦』?」壮大なファンタジーが、一気に胡散臭いスパイものになってしまいました。(「あの、ほら」はお約束)


話題のドラマ、『14歳の母』を見るつもりが眠たくなってしまい、私に録画を頼む、6年生の下の娘。「『12歳の母』!ビデオに撮って!」‥‥そりゃ自分の年だろ。その直後、高1の上の娘が自分の部屋から「『16歳の母』!ビデオに撮って!」‥‥それも自分の年だろ。若いのにとても言いまつがいの多い娘達、大丈夫?(ペコ)


バンプ・オブ・チキンの曲名の話をしていた時「ほらあれだよ。『プラネタリウム』だっけ?」と言い放った私。「『天体観測』でしょ」と娘の逆襲にあい撃沈‥‥。(もっと脳トレしよう!)


先日お台場で芸人さんを発見。離れて買い物をしていた母の所に駆けつけて、「お母さん、あっちに芸人さんいるよ!ほら、あのおすぎとピーコの物まねする、双子のさぁ‥‥」と言いかけたら、母はキッパリと「あぁ、『ザ・ジャッジ』ね」(「ざ・たっち」でした)


バラエティ番組を見ていた母。「そういえば、昔、コント55号ってあったっけ」と思い出したまではよかったけれど、「キンちゃん、ギンちゃんでコンビ組んでさ」と言いまつがい。「それ、キンちゃんとジロウさんでしょ」と娘に直された。コント55号を見ていない娘のほうが正しく言えたのに少しへこむ母だった。(お笑い好きの一家)


関西人としてひさしぶりに吉本新喜劇を見ていました。メガネをかけた芸人さんの名前がどうしても思い出せず、姉が言った一言。「ハーリーちゃま?」おしい!チャーリー浜でした。(おしい言いまつ害)


姉とディズニーシーに行った時、パーク内をうろついてるキャラクターを見つけた姉が「あっ!デップ!」と言ってました。実際いたのはチップでした。(デール派)


近所の居酒屋さんでのお話。奥さん「『ゲームの達人』、書いてる人ってだれだっけ?」マスター「えーとね、えーとね‥‥あ、シドニー・シャルダン!」新種の芳香剤ですか?(ハカセ)


私がまだ小学生だった頃、叔母が「何かお菓子でも買ってくる?えっぴかばせんとか?」と言った。もちろん「かっぱえびせん」のことです。それ以来30余年、我が家ではかっぱえびせんを「えっぴかばせん」と呼び続けています。(えび)


スーパーで新しいお菓子を見つけた旦那。「ねえ、このゴッキーボソボソ‥‥あれ?ボッキーゴソゴソ‥‥」はいはい、「ポッキー極細」買って帰ろうね。(モカッチャ)


私の叔母が言いまつがいを‥‥。「知り合いの娘さんが、今新婚旅行にイタリアのほら、有名な、あそこに行ったそうなの‥‥ベロベロベッチ!」それは、アルベロベッロでは?(腰くだけ)


今年もフィギュアスケートの季節。うちの母が「徳川くん」と言えば、それは織田選手のことです。(もぐ)

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