その1100 (2007-02-18)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


ある日スーパーで見切りワゴンに半額プリンがあったのでそーっと手を伸ばして取ろうとしたら、半額のシールを貼ってた店員に、左手に半額シールを貼られてしまいました。店員は笑いをこらえながら「すみません」と言ってました。(笑い事じゃないよ)


スーパーに寄ってジュースを買おうと思い、散々迷った末、レジに行って会計をしようと思ったら、なぜか手に持っていたはずのジュースがない!確かに決めたのに、どうしたんだっけ!?‥‥と焦りましたが、見つけました。私のカバンの中に。途中で誰かに気づかれてたら、万引きだと思われるとこだった。(ロミ)


電車で、向かいに座った若い女性。カバンから、白い紐を出して、両手でゴソゴソしたり、伸ばしたり‥‥。今どきレース編むなんて、珍しいな〜、と思って、よく見ると絡まったヘッドフォンのコードをほどいてるだけでした‥‥。(昔、どこの家のテレビの上にも敷いてあった?)


テレビのチャンネルを替えようとしてリモコンのボタンを押してもまったく替わりません。電池切れかな‥‥と思ってよく見たら電話の子機をテレビに向けてダイヤルボタンを押していました。よかった〜、ひとりの時で。(娘は自分の部屋)


洗濯機を回しはじめたら、カランコロンと音がする。手を突っ込んでみると乾電池が出てきた。もー、子供がおもちゃから出してポケットに入れたんやわ〜と再び回し始めると、またカランコロン。何個、入れてんねん!と突っ込みながら乾電池2個目を回収。洗濯終了後、底にテレビのリモコンが横たわっていました。(乾かしたら使えました)


朝、起きぬけのボヤ〜ンとした頭で、歯を磨こうとハブラシにハミガキ粉をつけ、ハミガキ粉のチューブをパクッとくわえてしまいます。まつがえないよう気をつけてるのに、1日おきくらいにやってしまいます。(今日もまつがった)


私の高校1年生の時のまつがいを。夏休み明けの始業式の朝、私は寝坊をして遅刻し、急いで教室に向かってました。教室の前には所在なさげに立っている男の子が一人。「きっとホームルームが終わるのを待っているほかのクラスの子なんだろうな」と思い、そのまま後ろのドアへ向かおうとしていると、突然、前のドアが開いて先生から「入ってきなさい」と呼ばれるではないですか。「なんでわかっちゃったかなぁ‥‥」と頭をかきつつ前のドアから教室に入ると、クラス全員の食い入るような視線が集まっていました。そして、一瞬の沈黙の後、大爆笑が!!「遅刻したのがそんなにおかしいかなぁ」とちょっとポカンとしていると、先生が「お前じゃないよ。入ってきなさい」と、教室の前で待っている男の子に声を掛けました。そう、先生が入るように言ったのは私ではなくて、その子だったのです。彼は転校生。みんなへの紹介が終わって、先生がクラスに招き入れる瞬間に偶然私が通りかかってしまったということでした。それからしばらくは「転校生」と呼ばれてからかわれました。今は名前も忘れてしまった転校生君、ごめんなさい、大事な登場の場を奪ってしまって‥‥。(古株転校生)


ひそかに20年間まつがえていました。我が家の居間のカーテン、つけ位置がすごく高いのです。洗濯したい時は、いつもダイニングの椅子を持ち出して、その上でつま先立ちして取り外します。いつもカーテンは閉めた状態で、1枚につき、椅子を3箇所ぐらい移動して、その度に椅子に上がり下りして、外していました。今日、気が付きました。カーテンは端に寄せておいて外せば、何度も椅子に上がり下りする必要なかったんですね。しかも戻す時も、一回で済む。(暮れなので大掃除)

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