その1144 (2007-04-03)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


たった今、FMでDJが「それでは皆さん根本健の用意はいいでしょうか?」と言ってました。「根本健」だなんてそんなアーチストいたかなあ‥‥。しかも、用意するってどうよ?と思いながらよくよく聞いてみたら「メモとペンの用意」でした。あ、抽選の応募要項ね。(リンダ)


高知にて。テレビのニュースを聞きながら昼食をとっていると、裁判員制度のニュースが。「高知地方裁判所ではよさこいで選んだ裁判員に裁判に出席してもらう‥‥」へえー、さすがはよさこいの本場高知。裁判員もよさこい踊りを基準に選ぶのかあ、と感心して画面に目をやると字幕には「裁判員は無作為で選出」とありました。そりゃそうか。(寒月の妻)


翌日の荷物を鞄に詰めながら私が、「ICレコーダーも持っていかなきゃ」と言ったところ、パートナーが、「怪しいレコード?」‥‥ちがいます。さらに、「怪しいレコードならいろいろ持ってるよ」‥‥そーゆー問題じゃなーい!(めぐみんと)


聞き間違いです。朝の芸能ニュースで、「坊さんと坊さんが離婚‥‥」え、誰?びっくりしましたが「大沢たかおさんが離婚」でした。(ゆでゆで)


知人が爪を切りながら「やっぱ、象人間だよねー」と語り始めた。えっ?象人間?それって人面魚みたいなこと?と、私の頭の中でグルグル‥‥。よーく聞いていたらゾーリンゲン。ドイツ製の刃物のお話でした。(ごえもに。)


知人と歩いていた時「カッコイイ人を見かけた」という話になり、彼女がしきりに「みんな、おはよう」と言うのでずいぶん積極的に話しかけたな、と感心していたが、よくよく聞いてみると「目の保養」でした。(メガネ大好きっ子)


居酒屋にて。「この手作り豆腐は特上の塩で召し上がってください」と店員さん。塩への高まる期待。でも、その塩が出てこない‥‥。「塩は‥‥?」と聞くと、店員さんは怪訝な顔をして、机の上にある普通の塩を指差しました。そう、「卓上の塩」でした。(焼き鳥好き)


仕事先のオヤブンといつものバーで深酒していたある夜。「仕事の合間に一人で時間つぶすのが大変や」と言うので、何か新しい趣味を開拓しては、と持ちかけた。「読書とかどうっすか」と言うとオヤブンは、吐き捨てるような口調で「誰相手に何しゃべんねん」ときつくツッコんできた。何のことかさっぱりわからず「いや、しゃべりませんよ。読むだけですよ。読書」と言い返すと、「‥‥なんや。トークショーかと思った」との返事。なんですかその特殊な趣味は。そこまでしんどいと時間つぶしじゃなくて完全に仕事の域ですやんか。ていうかひとりでできひんし。(大阪のおっちゃんらは素でこうですよ)


私が中学生のころの話ですが‥‥。夏休み、ブラスバンド部の練習に行こうとして、母に「部活いってくる!」と元気に言ったら、「なに?またケンカか!マキ(姉)なんかほっとけばいいがね!」と名古屋弁バリバリで突然言われ、「ななななんの話?」と、聞き返してしまいました。どうも母には「部活行ってくる!」が「ムカついてくる!」に聞こえたようで、姉とケンカして私が腹を立てていると思ったらしいです。(みるきい)


大学のゼミで、映画『ロミオとジュリエット』の有名な音楽を担当したニーノ・ロータの説明を受けた際、「火野リョウタ」という日本人だと思い、すごいなーと感心。「作詞はユージン・ウォーター」も、「友人・太田」だと勘違いし、日本人2人が偉大な曲を残したものだ!と、しばらくは誇りに思っていた。(R&Jゼミ)

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