その1159 (2007-04-18)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校生です。今日の部活での、お昼を買いに行く前のかみあわない会話。友「(ひそひそ声で)ねぇ、チャリ持っとる?」私「え、何?チェ?」友「チェじゃなくてチャ!」私「あぁ、ね‥‥持っとるけどそんなにない」友「貸して!」私「イヤ、貸してって‥‥あげるよ」友「え‥‥、や、ええよ別に」かばんからペットボトルを出した私に友達は目を丸くしてびっくり。(こんちゃん)


受験を控えた時期に、教室でかみ合わない会話が発生しました。友達「ねぇ、○○○(私)って水性インクー?」私「えっ‥‥、いや違うけど(いきなり何を言うんだ)」友達「うそ〜!この前言ってたじゃん!!違うの?」私「(言ってないよ!)うーん、しいて言えば油性派かなあ」友達「???」私「何でいきなりインクの話なの?」友達「推薦で行く?って言ったの!!」(普段は天然な君も悪い)


初詣に行って、おみくじをひいて、「商売は利少なしだって〜」というと友人が「えー、よかったじゃん」「なんで!?利少なしだよ?」「リスク無し、でしょ?」おみくじにカタカナ言葉って普通使わないと思いますが。(三毛猫)


中学時代。兄は初めてできたクリスチャンの彼女に教会でのX'masパーティーに誘われ、自転車でせっせと出掛けました。その頃、近所では自転車の盗難が多発していたのですが、真っ暗になった帰り道、自転車をこいでいると巡回中のお巡りさんに呼び止められました。「これはキミのか?」「そうです」と疑われる中学生。「こんな時間にどこ行ってたんだ?」「きょうかいいって来たんです」するとおまわりさん、「だから、どこへ行ってきたのか聞いてるんだ」「きょうかいいってきたんです!」すると怒り口調でさらにおまわりさん、「だから!どっからきょうかえってきたか聞いてるんだ!」「きょうかえってきたんじゃなくて、教会、行ってきたんです!」おまわりさんは急におとなしくなり「ん‥‥、行っていいぞ。気をつけて帰るんだぞ」とやさしく見送ってくれたそうです。(妹neko)


ウチの母はものの名前が思い出せないお年頃で、ほとんどアレやアノで会話する。昨日の夜、私の手の乾燥がひどく、母に相談してみたところ、「なんか、ほらアレ、絹の手袋して寝たらアレに効くらしいよ」「アレに効くってどれに効くねん」「だからアレやって、ア・レ」「だからアレってなんやねん!」「違う違う!アレはソレじゃなくてアレやねん!!」「はぁ??」「アレじゃなくて、荒れ、手荒れやって!」という会話を展開してしまいました。(ぬぅみん)


正月、ざわざわした居酒屋での会話。友「そうそう、『もらいもの』っていえばさー」私「え、ドラえもん?」友「うん、年末にちょっともらったんだけどさー」私「へえぇー(ぬいぐるみとかかな?)」友「年が明けたら明けたで、また大量に来たんだよ!」私「え、ドラえもんが大量に来たの!?」友「そう!大量に!」私「そりゃあ、大変だったねえ!」もらったものは大量の白菜と大根で、それはそれで確かに大変だったそうです。(ドラいもん)


昼休み、友人(男性)と話していた。友「ゆうべ、急にオカン来てなぁ、びっくりしたわぁ‥‥」私「へぇ、ずっと連絡取ってなかったのに?急にどうしたんやろねぇ‥‥」友「オカンや!オカン!」私「うん。何しに来たん?今頃になって‥‥」友人「ちゃうって!オ・カ・ン!」友人が言いたいのは「悪寒」だった。今日に限って難しい言葉使うな!(オカン=お母さんの方言)

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