その1178 (2007-05-07)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


小学生の甥っ子に「僕の頭にはウズラが二つあるよね?」と訊かれた。ウズラ?うずら卵?二個あるってことは‥‥「つむじ」のことでした。君の頭に鳥は乗ってないよ。(おでんのうずら)


小6の娘とテレビを見ていた時のこと。私「これって前に見たことあるよね?」娘「はいそうほうじゃない?あれ?さいそうほう?」(再放送)


5歳の息子「ヨブナガヒデノシのお話知ってる?」私「信長と秀吉じゃないの?」5歳の息子「ヨ・ブ・ナ・ガヒ・デ・ノ・シ!お侍のお話だよ?!」微妙な入れ違い。ミラクルです。すぐにわかった私も、やっと母になってきました。(ふくぞう)


ある日、うちのムスメ(3歳)が保育園からの帰り道で言いました。「きょうね、みんなでさんぽにいってね、かわうそべるかー、みたんだよ!」「かわうそ‥‥?動物を見たの?」「ちがうよ!かわうそべるかーだよ!」「?」が頭の上に点灯しながら駐車場まで来たら、その向こうが工事中で、「ほらあれだよ!」みんなででっかいパワーショベルカーを見てすごいねーとか、おっきいねーとか言ってたらしいです。(しむしむ)




回転すし屋さんで、厨房の中にお皿が高く積み上げられたのがいくつもあるのを見て、息子が大声で「ママ、見て!ズラさら〜っと並んでるよ!」周りが一斉に厨房の方を見た。「‥‥ああ、ホントだね!皿がずら〜っとならんでるね!」(大声でズラと言わないで)


あれはまだ僕が小さかった時の頃。幼稚園で年号を覚えてきたらしい僕は家に帰って早々、両親に得意気に話し始めた。「へいせいのまえはしょうわ、しょうわのまえはたいしょう‥‥」ここまでは順調だった。しかし。「たいしょうの前は‥‥ぐりこ!」なぜ両親が大爆笑したのか。そのわけを知るのはもっともっと後になってからでした。(グリコ維新)


もう10年以上も前の事、小学校1年生の時の、ある男子の自己紹介。「僕の名前は○○です。△△幼稚園に住んでいました!よろしくお願いします!」本人は覚えていないかもしれないけど、私は決して忘れないよ。(しほ)


最近飼い始めた犬の予防接種に行ってきました。帰ったら息子(小2)が「何しに行ったの?」と聞くので、「犬の予防接種だよ」と答えたら、「ああ、ワンチクね」と。もちろん「ワクチン」ですが、息子ながら見事なまつがい方。犬の予防接種はすべてワンチクと名称変更してあげたいくらい。(ワンがチクッ)


お正月に生まれて初めておもちを食べて以来、おもち大好きな息子(3歳)の聞きまつがいです。ある日の昼食後、雑誌に簡単な手相占いの方法が載っていたので、試しにやってみようと思い、息子に「おてて出して。おまじないしたげる」と言うと、「えっ?おもちない?おもちないの?ママ?」かわいさと、底知れぬ食い気に衝撃を受けました。(きなこもち)


もう三十年以上前のこと。わたしたちきょうだいは、よく悪いことをしては、しばしばお仕置きとして、押入れに入れられた。弟はぎゃんぎゃん泣いて扉をたたきながら、「ごめんください」と切実に叫んでいたっけ‥‥。(べっちょんべん)


息子、低学年。「ママ〜、インドとインドネシア、どっちがアフリカ?」言いまつがい、というより頭の中がまつがってる?(地図の読める母)

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